小樽消費者協会(星功会長)は、12月28日(水)10:00から12:00まで、消防庁舎(花園2)6階講堂で、年越し調理や雑煮など正月料理に使われる食材の便乗値上げをチェックする、年末食品試買調査を実施した。
小樽消費者協会調査部が中心となり、同協会会員10名が、市内の市場とスーパー10店舗に分かれて、試買調査9品目(長ねぎ・ほうれん草・大根・三つ葉・竹の子水煮・里芋・ごぼう・人参・みかん)と、見取り調査3品目(鶏もも肉・豚肩ロース肉・たまご)を試買して会場に持ち帰り、市生活安全課消費生活係と同協会・勝又英夫事務局長らが、計量調査や産地・価格動向などをチェックした。
同会員らは、11月28日(月)に事前調査を実施し、本日の値段と対前月比、対前年同月比を算出し、便乗値上げがないか調査した。
前年同月比で最も値上がりしたは竹の子で62.9%の増。次いで、大根27.5%の増、ごぼう25.6%の増。
前月11月比で最も値上がりした三つ葉で71.3%の増。次いで、竹の子52.1%の増と高値となっている。
この時期毎年値上がりする三つ葉については、先月よりは値上がりしたものの、前年同月比では、13.3%値下がりしていることが調査で分かった。
見取り調査の鶏もも肉やたまごは、前年同月比では、どちらも値下がりしていて、前月と比べてもたまごは値下がり、鶏もも肉は1.3%と微増にとどまり、鳥インフルエンザによる鶏卵価格の急騰などの影響はなかった。
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