米国艦船入港反対 市民団体ら申し入れ


nobeikan1.jpg 2月3日(金)の寄港要請があった米国艦船「マッキャンベル」入港に反対する市民団体が、1月12日(木)15:00、市役所(花園2)別館4階第3委員会室で、小樽市長宛に、入港を許可しないよう要請書を提出し、1月24日(火)までに回答を求めた。
 米空母に反対する市民の会の小林けん氏をはじめ8名が出席し、改憲阻止!労働者・市民行動、ピリカ全国実・札幌圏の3つの団体連名で提出。市側は、総務部石坂康雄次長ら3名が対応した。
 小林氏は、「小樽港を再び軍港にしないために活動している。市はしっかりと前向きに関わり、腹を据えて取り組みべき」と入港を拒否するよう強く要望した。
 今回の米第7艦隊ミサイル駆逐艦「マッキャンベル」の小樽港寄港要請は、2月3日(金)9:00から7日(火)9:00まで、目的は親善としている。
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 小樽市はこれまでに、寄港の3つの判断基準①船舶の大きさを判断して接岸できる場所があるか、②入港期間にバッティングする商船があるか港湾業務への影響を確認、③核兵器搭載の有無を確認するの3点から、米艦船の寄港について判断し、昨年までに78隻が入港している。現在、外務省・在札幌米国総領事館に核兵器搭載の有無を確認中とした。
 出席者から、どうして定期的にこの時期に、特に小樽港に来るのはなぜか、市はどんな認識なのか、軍艦で親善とは思えない。軍事行動ではないかと、1時間半に及ぶ抗議をし、入港拒否を強く要望した。
 1月11日付けで、北海道労働組合総連合(黒沢幸一議長)、安保破棄諸要求貫徹北海道実行委員会(国田昌男代表委員)、米艦入港反対小樽連絡会(佐藤勤代表)から、同船の小樽港入港を拒否する申入書が提出されている。
 米艦船入港反対要請書
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