夜の小樽を楽しもう!モニターツアー募集中

 DCTツーリスト株式会社(稲穂1)と株式会社オー・プラン(色内1)が、小樽市から委託を受け、夜のまち歩きモニターツアーを実施している。
 同ツアーは、小樽の夜間観光の活性化を目指した実証実験として行われるもの。個人旅行の観光客を対象とした夕食やアクティビティなどを盛り込んだ小樽らしいツアーを企画し、参加費は通常よりも安い価格設定になっている。アンケートなどにより参加者からツアーについての感想を聞き取り、今後の観光メニューの開発に活かしていく。
 同ツアーには、AからDまでの4コースが設定され、それぞれ人力車や運河ナイトクルーズ、屋台村レンガ横丁や花園歓楽街でのはしご酒、ブラタモリに出演した小樽市総合博物館石川直章館長による歴史講座などが盛り込まれ、個人旅行ではなかなか経験できないディープな小樽に触れる企画になっている。1月28日(土)までに各コース共2回ずつ行われるが、Aコースの1回目は昨年暮れ12月26日(月)に行われた。
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 Aコースは夜の運河・北運河と硝子体験ツアーで、16:00に小樽運河そばの旧小樽倉庫運河プラザ(色内2)を出発。観光ガイドから歴史的建造物に関する説明や逸話などを聞きながら、約900mの旧銀行街コースを散策。
 その後、運河浅草橋前で人力車に乗り込み、車夫の楽しい語りを聞きながら、北運河周辺や夜の小樽の街並みを45分間にわたり楽しんだ。冬の人力車は防寒もしっかりしており、思った以上に快適。乗車して、初めてその良さが分かる。担当してくれたのは、えびす屋小樽の坂口友太さん。生粋の小樽っ子だ。
 人力車の終着点は大正硝子館本店(色内1)。明治39年築の歴史的建造物を活用した雰囲気のある店内で、バーナーの炎を使ったとんぼ玉作りを体験した。出来上がったとんぼ玉は、スタッフが金具を取り付け素敵なアクセサリーに仕上げ、ツアー終了までに参加者に届けられた。
 最後は、堺町通りにあるたけの寿司(堺町2)で夕食。大正初期の建物を活用した店舗で、電燈の柔らかい灯りの中、ゆったりした雰囲気で寿司を含む和食コースを堪能した。
 Aコースの所要時間は約4時間、20:00を廻って終了。参加費は6,000円で、観光客はもちろん市民も、夜の小樽を満喫できる内容になっている。2回目は1月28日(土)。
 その他直近の予定は、Bコース「ろまん号で行く小樽のぜいたく夜景観賞バスツアー」1月13日(金)参加費5,000円、Cコース「地元女子がオススメする!!音楽とカクテルと夜カフェ満喫ツアー」1月14日(土)参加費4,500円。
 現在、参加者を募集中。参加申込は専用サイトから。問合せ:0134-34-1811 DCTツーリスト