新成人900名集う! 市民会館で門出を祝う

 小樽市は、成人式の前日の1月8日(日)14:30から、小樽市市民会館(花園5)で、平成29年小樽市成人式を開催した。新成人約900名が晴れ着や袴・スーツで着飾って出席した。主催は小樽市・小樽市教育委員会。小樽市成人式運営委員会(山内玲奈運営委員長)企画・運営。
 新成人は、平成8年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた小樽市民で、平成28年12月1日現在で、965名(男492名・女473名)が大人の仲間入りをした。昨年は1,022名だった。
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 式典の中で、林秀樹教育長は、「様々な困難に立ち向かわなくてはいけない場面もあろうかと思うが、気持ちをしっかりと持ち、自分の信じる道をたくましく歩んでほしいと思う。学業や仕事で小樽を離れて暮らしても、時には小樽の山と海に囲まれた美しい自然や心温かな人々の繋がり、豊かな歴史ある文化に思いを馳せ、郷土小樽への愛着と誇りを胸に、新生活に向かって進み、いつか、ふるさと小樽の発展に少しでも貢献していただれけば幸い」とエールを贈った。
seijinshiki2.jpg 森井秀明市長は、「新たな船出を迎えた皆さんは、若さと可能性に満ち溢れている。どうか1人1人が誰かのために行動することで、思いやりのある社会を温かい未来を築いていただきたい」と祝辞を述べた。
 新成人を代表して、小樽歯科衛生士専門学校2年・中村有沙さんと同・室谷千夏さんは、
「多くの皆さんへのご恩を忘れず、本日この時から、成人式のテーマにある新たな気持ちで、夢へ未来へ明日へ進んでいきたいと思う。本日が私達の新たな夢への一歩となり、それぞれの道で、なお一層の努力を積み重ね、心豊かな成人として、新しい時代を築くことを誓う」と述べた。
seijinshiki3.jpg 式典終了後、アトラクションが行われ、市内企業から豪華賞品21本が当たる抽選会が開かれ、会場は大いに盛り上がった。思い出の中学校での恩師からのメッセージを収録したスライドも上映された。
 祝賀行事として、表千家小樽吉祥会(布施宗悦代表)によるお茶席が設けられ、同会16名により、新成人にお茶とお菓子が振舞われた。布施代表は、「健康を大切にして、自分の進む道を無理をしないように進んでもらいたい」と新成人1人1人を温かく迎えた。
 高田樹奈さん・武田瑚子さん・西森愛海さんは高校の友達同士、「大人としての自覚を持ち、常識のある大人になりたい」と抱負を述べた。

 大学生の前田玲音君は、「大学の水泳大会に出場して、50m自由形で金メダルを取りたい」と二十歳の目標を語った。
 市長と記念撮影コーナーも設けられ、思い出に友人とポーズを決め撮影したり、ホールでは、懐かしい友人と久しぶりの再会を喜んだり、身動きができないほど賑わっていた。
 平成29年小樽市成人式のお知らせ
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