小樽夜景を満喫!モニターツアー第2弾

 小樽の夜間観光の活性化を目指した実証実験「夜のまち歩きモニターツアー」第2弾が、1月13日(金)開催された。
 同ツアーは、小樽市から委託を受けたDCTツーリスト株式会社(稲穂1)と株式会社オー・プラン(色内1)が実施。
 AからDまでの4コースがそれぞれ2回ずつ設定され、人力車や運河ナイトクルーズ、屋台村レンガ横丁や花園歓楽街でのはしご酒、ブラタモリに出演した小樽市総合博物館石川直章館長による歴史講座が盛り込まれるなど、ディープな小樽に触れることのできる企画になっている。
 Aコースの1回目は昨年暮れに行われ、13日は、Bコース「ろまん号で行く 小樽のぜいたく夜景鑑賞バスツアー」が行われ、埼玉県を含む市外から10名が参加した。
0113monitortour.jpg 参加者は宿泊先ホテルへの送迎バスで運河プラザ(色内2)に集合。16:30に同所を出発し、運河ナイトクルーズに乗船した。
 上空を−50℃の寒気が覆い、運河浅草橋街園の温度計は−5.6℃を表示する寒さだったが、クルーズ船は、座席がヒーターで暖房され、船をビニールで覆っているため防寒は思った以上にしっかりしていた。35分間のクルーズでは、参加者は月が綺麗に澄みわたる夜の運河や船上からの小樽の街並みを堪能した。
 この後、小樽案内人によるガイドを聞きながら、夕食会場となる小樽バイン(色内1)まで旧銀行街を散策。小樽バインは、1912(明治45)年築のルネサンス様式をモデルにした旧銀行建築物。現在はワインやパスタ・ピザなどを楽しめる店として人気があり、参加者は、料理とワインを楽しんだ。
 食後、北海道中央バスのレトロバス・ロマン号に乗り込み、天狗山へ向かった。ロープウェイで山頂へ上がり展望台へ。寒さは厳しかったが、くっきり見える夜景に、しばし寒さも忘れて佇んだ。
 20:00に山頂を出発。ロマン号でそれぞれ宿泊先や小樽駅を廻りツアー終了。参加者からは、「小樽には運河だけではない魅力があることを知った。もっとPRすべき」といった声が聞こえた。
 Bコースの所要時間は約4時間半。参加費5,000円で、2回目は1月17日(火)。Bコースほか各コースとも現在、参加者募集中。参加申込は専用サイトから。問合せ:0134-34-1811 DCTツーリスト
 関連記事