小樽市内の小学校で、3学期が始まった1月17日(火)、各小学校には寒さに負けぬ小樽っ子の元気な声が広がった。
しかし、通学路や学校付近には、排雪されないままの雪が山となって残っており、二車線から一車線となってしまった道路を、ようやく車を避けながら通学する児童の行く手をふさいでいた。
子ども達の通学の安全確保に備え、例年、始業式までに行われる学校周辺の通学路の排雪も間に合わず、長橋・潮見台小学校などの保護者等から心配の声や苦情が多く寄せられている。
長橋小学校横の交差点には、低学年の背丈を超えるような雪山が残り、見通しが悪くなっている。早急な対応が必要だが、長橋小付近を担当する除雪ステーションでは、「対応するが、排雪作業日程は未定」と、お役所仕事に終始している。
除排雪の遅れに対し、市民の苦情が増えているが、市役所に電話しても除雪ステーションに回され、除雪ステーションでは、排雪予定を知らせないなど、市民苦情のたらい回しに市民の怒りは増すばかりだ。
森井市長は、選挙公約で、「除雪出動態勢を15㎝から10㎝にし、すぐに出動できるよう、よりきめ細かな除排雪に取り組む」としていたが、除排雪されず市内各所に堆く積まれた雪山が、口先だけの公約でしかなかったことを示している。
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