森井市長の違法人事に迫る検察!札幌地検が受理


 森井秀明小樽市長が、市長就任直後の平成27(2015)年6月に行った管理職の昇任人事が、地方公務員法違反に当たるとして、山田勝麿元小樽市長ら市民数名が、森井市長を同法違反容疑で札幌地検に告発し、告発状が昨年・平成28(2016)年12月中に受理されていた。
 森井市長は一昨(2015)年の人事において、すでに定年退職していた元市職員で、自身の後援会幹事長代行を送り込むなど、通常考えられない人事案を作成していたことが、当時の人事担当職員の議会における証言で判明していた。
 管理職(部長・次長・課長など)の昇任人事22件について、地方公務員法に違反する恣意的な人事が行われているとの公益通報を受け、調査の結果、昨年(2016)7月20日に、市のコンプライアンス委員会(山口均委員長)が、「法の定める職員の能力を実証するものが存在せず、法令に違反するおそれがある事実」と指摘していた。
 森井市長は、同委員会の結果について、「司法の判断は考えていない」と市議会で答えていたが、今回、市民からの告発により、法令に違反しているかどうか、司法機関による異例の捜査が行われることになり、地検の告発状受理について、「説明を求められた場合は誠実に対応したい」とコメントを発表した。
 森井市長の人事については、平成27(2015)年市議会第3回定例会の予算特別委員会において、「職員の能力をどのように実証したのか?」という質問に対し、「山田勝麿元市長から、この方は優秀だとか、こういうことに長けているといった話を助言として受け、人事のアドバイスとして受け取った」と答弁をしていたが、山田元市長が「管理職の人事については一切相談を受けていないし、答えてもいない」と話していることが議会において報告され、森井市長がその場しのぎの嘘をついていたことが露呈している。
 今回の告発状の受理について、山田元市長は「まずは今後の行方を見守りたい」と話している。
 森井人事の違法性についての告発状が札幌地検で受理され、その違法性を立証するか否かの捜査が始まったことは、これまでに例を見ない異例の扱いだ。今後、立件されるかどうかに注目が集まることになるが、通常、地検は立件ができない事案の受理は行わないことから見ても、森井市長は、これまでにない厳しい対応を迫られることになりそうだ。
 関連記事