小樽市議会 代表質問2日目


 小樽市議会(横田久俊議長)平成29年第1回定例会の会派代表質問2日目と、無所属議員による質疑及び一般質問が、3月1日(水)13:00から市役所(花園2)本会議場で行われた。
 共産党小貫元議員と民進党林下孤芳議員が代表質問を、無所属の3議員が質疑及び一般質問をそれぞれ行った。質問要旨
0301council.jpg 森井市長が、昨年6月に高島漁港区で規制されている施設の設置を後援会関係観光船業者へ許可した問題については、法令違反を指摘する議会議論が行われ、漁業者からも漁業に影響して困っているという声がある中で、昨年12月1日に観光船を護岸に係留するための繋船環設置の許可を新たに行った。
 このことに関して、小貫議員は、「漁業者と観光船事業者が話し合いのテーブルについたばかりなのに、なぜ許可をしたのか?手続きが正しいかどうかという以前に、人と人との関係において、そのようなことをすれば信頼関係を失ってしまう」と質した。
 森井市長は「話し合いを行う環境づくりへの努力と許可を出すことは別なこと。許可要件を充たしたので許可をした」と答えた。
 同議員は、市長の市政運営について「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、李下(りか)に冠(かんむり)を正さず」の故事成語を取り上げ、「この故事成語は人に疑われるようなことをするなという意味だが、古代中国で家来が王にそのことを進言したら、逆に腹を立てられて囚われの身になってしまったという背景のある言葉で、今の小樽市政に通じていると感じている」と語った。
 H290301小樽市議会本会議(代表質問)小貫議員
 H290301小樽市議会本会議(代表質問)林下議員、
    (質疑及び一般質問)中村岩雄・石田博一・安斎哲也各議員

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