最高気温8.1℃に 雪解け進む小樽


0302weather1.jpg 3月2日(木)の北海道は、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、4月上旬並みの暖かさとなり、雪解けが進み春が一歩近づいた。
 道内173の観測地点では、169地点が平年より高い気温を記録し、1番は江差町で9.6℃(12:39)を記録した。
 小樽では、8.1℃(13:13)を記録し、今年2番目に高い気温となった。今年の最高気温は、2月16日に8.4℃を記録している。
0302weather2.jpg 市内の幹線道路では、所々に大きな水溜りができ、歩行者は泥はねを気にしながら歩いていた。
 後志管内では、美国の8.3℃が最高となり、その他、神恵内・共和・倶知安・真狩で、今年最高気温を記録した。
 2016年8月1日~2017年3月1日の小樽の冬日(最低気温0℃未満)は107日で、真冬日(最高気温0℃未満)は46日だった。
0302weather3.jpg 3月1日からプラスの気温が続き、90cmあった積雪も暖気で融け、3月2日17:00現在で83cmとなった。
 小樽の今期の累積降雪量は平年比80%の441cm、後志管内で1番多い赤井川は、平年比94%の756cmで、倶知安の平年比84%739cmを超えた。道内で1番雪が降ったところは、上川地方の音威子府の平年比90%の931cm、次いで朱鞠内の平年比87%の919cm。例年では1,000cmを超える豪雪に見舞われている。
 今後、3日(金)にかけて、気温は除々に下がり平年並となり、深夜から午前中にかけて雪が降る見込み。
 3月2日の北海道の最高気温