水族館通年営業3/18から!イベントを充実

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 春の準備のため休館中のおたる水族館(祝津3)は、3月18日(土)から通常営業を開始する。特別展「北海道のサケたち」やペンギンの海まで遠足もスタート。本格的な観光シーズンを迎える。
 同展は、春・夏・秋と3つの期間に分けて展示を替えながら、人間との関わりが深く、厳しい自然環境の中で生きるサケを、北海道のサケ科の仲間とともに長期間に渡り展示紹介する。
 第1期の春は、5月28日(日)までの72日間。サケの稚魚やサケ科のアメマス・イトウ・ニジマスなどを展示。卵から孵った稚魚達が海へ向かい、サケを狙う生物との関わりについて紹介。幻の魚イトウも外来種のニジマスもサケの仲間で、春の産卵期を迎える。縄文時代から孵化増殖事業まで、人間との関わりをパネルで解説する。その後、第2期の夏・第3期の秋と展開。
0313otaruaqua.jpg 春は出産の季節となり、ゴマフアザラシの「もえ」が3月下旬から4月上旬に出産を予定。健康状態は良好で、かなり腹部が大きくなってきている。
 また、ネズミイルカの「アツコ」が、3度目の出産を5月頃に予定している。アツコは、2015年5月に2度目の出産を経験したが、難産のため残念ながら仔は生後9分後に死亡。出産のために24時間体制で取り組んできた同館スタッフを悲しませた。今回の出産が成功すると、国内初の事例となり期待が集まる。トドの出産は今のところ未定。
 このほか、本館2階の展示水槽コーナーでは、深海生物の充実を図るため、展示水槽を3基に増設。2014年に八雲町熊石で採集した捕獲例のないカジカ科を2尾展示し、熊石で採集した「タナカゲンゲ(全長30cm)」も展示する。この魚は1mになる大型種で、くせのない味で、様々な調理で食べられている。
 ポスターやパンフレットに掲載した愛嬌のある顔立ちのフウセンウオも、展示水槽を4基に増設する。
 冬の目玉イベントのひとつ、ジェンツーペンギンの「ペンギンの雪中散歩」から、フンボルトペンギンにバトンタッチ。「ペンギンの海まで遠足」を実施する。飼育スペースからよちよち歩きで海へ行き、海水プールに入り、生き生きした様子を見ることができる。ペンギンのショーでは、自由に振舞うペンギンが可愛いと注目を集める。
 初日の18日9:00から、開館セレモニーのくす玉わりを予定している。
 冬期営業を開始して6年目の平成28年度は、入館者数31,112名で過去最多を記録した。
台湾をはじめ、中国・香港・マレーシア・タイ・シンガポールなど、外国人観光客が27%を占め、道内外からも訪れ、冬期営業が浸透してきた成果と関係者は話した。
 おたる水族館HP
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