小樽雪あかりの路実行委員会(中村全博実行委員長)は、2月3日(金)から12日(日)まで開催された第19回目の小樽雪あかりの路の「愛のフォトコンテスト」と「雪とあかりのオブジェコンテスト」の審査結果を、3月29日(水)16:00から市役所(花園2)3階第2委員会室で、山城検討委員長、濱田広報部会長が出席して発表した。
両コンテストの審査会は、3月23日(金)15:00から小樽市公会堂(花園5)1号集会室で開かれ、16回目となるフォトコンテストは、応募総数273点の中から、グランプリに該当作品はなかったが、準グランプリ(小樽雪あかりの路賞)2点をはじめ、11点が入賞した。◎受賞一覧
また、オブジェコンテストは、応募総数48点の中から、小樽雪あかり賞をはじめ、10点に贈られた。◎受賞一覧
マリーナ会場に、ホープ・ワン、小樽マリンウェーブ、石原裕次郎記念館が合同であかりの路会場を実施。今年8月末に閉館する石原裕次郎記念館にとっては最後となり、雪で作った裕次郎の顔とブランデーグラスのモニュメントなど工夫を凝らした雪のオブジェに、今回特別に検討委員長賞を贈った。
濱田会長は、「応募作品は増え、力作揃いではあたっが、残念ながらグランプリの該当者はいなかった。毎年技術が上がり、皆さん色々考えて撮影されている。オブジェコンテストは、塩谷会場をはじめ、常連さんが揃った。職人賞の宮尾さんの切子硝子風のオブジェは、今後、雪あかり会場で見られるかもしれない」と話した。
山城委員長は、「空と雪と夜のバランスが良く、濃淡が出ている。回を重ねるにあたり、撮影する定番ポイントが決まってきているが、新しい視点やアイディアを盛り込んでいるかがないと、賞を取るには難しくなってきていると思う。吹雪などの変化を取り入れたり、雪あかりの路の理解度(精神やルール)が深まっている写真は、採点が高くなる傾向がある。オブジェコンテストは、小さなオブジェから始めた入船六三町会が、今回非常に大きなオブジェを制作した。同コンテストは、会場でのオブジェの参考にさせてもらっている。20回目に向けて、フォトコンやオブジェコンの作品はポスター・パンフレットを含め、メインビジュアルになっていくので、この部分は力を入れていきたい」と話した。
両コンテストの入賞者には、27日(月)に賞状と賞品を発送済みで、5月に、小樽市物産観光プラザ(色内2)と市役所(花園2)渡り廊下で作品を展示する予定。
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