4月8日(土)9:00、小樽市内勝納町の札幌管区気象台の無人特別地域観測所のデータによると、市内の積雪がゼロを記録した。昨年は、例年よりは早い3月30日に積雪ゼロを記録している。
ここ数日、暖かい日が続いて雪解けが進み、前日7日(金)1:00には10cmあった積雪が一気に融け、ゼロとなった。
8日の最高気温は11:10に9.8℃、7日深夜2:39に12.2℃、5日(木)には16℃を記録し、この時期としては暖かい日が続いた。
札幌でも7日に積雪ゼロとなり、道内各地で長い冬に終わりを告げている。
一方、上川地方朱鞠内では139cm(5:00現在)、音威子府85cm・幌加内76cm・層雲峡74cmと、上川地方ではまだ雪深い光景が広がる。
後志管内の赤井川でも57cmの積雪があり、余市16cm・倶知安31cm・喜茂別53cmでも積雪を記録している(18:00現在)。
小樽での累積降雪量(2016年11月1日~2017年4月7日)は501cmで、平年値663cm・平年比76%と少なかった。
積雪ゼロになっても、周辺の山々はまだ雪景色が広がり、軒先のクロッカスが咲き始めても畑にはまだ雪が積もり、農作業ができるまでにはまだ時間が掛かりそうだ。
9日(日)は晴れ時々曇り。雪の多い地方ではなだれに注意を呼び掛けている。
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