5/1を開校記念日に!北陵中開校を祝う会


 2017(平成29)年度4月から、末広中と北山中を統合した北陵中学校(清水町5・宮澤知校長)がスタートした。同校体育館で、5月1日(月)9:00から開校を祝う会が開かれた。
 全校生徒286名・職員35名で新たなスタートを切り、もうすぐ1ヶ月。5月1日を開校記念日と定め、今後、地域住民や保護者とともにひとつになって、教育活動の一層の推進を願って開かれた。
0501hokuryoutyu1.jpg 校歌も新しくなり、宮澤校長が作詞し、作曲した長橋中学校・岩崎正教諭を招き、校歌への思いや作曲のエピソードを交えた話を聞き、岩崎教諭のピアノに合わせ、全員で校歌を歌った。同校小﨑ゆかり教諭によるピアノコンサートも開かれた。
 コンサートに先立ち、メッセージを披露。向井美穂PTA会長は、「自信を持って中学校生活を楽しんでもらいたい。当校の歴史は始まったばかり。この学校の素晴らしい歴史を、皆さんの力で作り上げてください」とエールを贈った。
 また、学校評議委員の遠藤友紀雄氏は、「統合は大変なこと。違う学校から来て、顔を合わせて、同じクラスで仲良くやっていかなればならない。きっと大変な経験が、皆さんの力となってきっと助けとなる。
 大好きな言葉として、ジョセフ・クロフォードの”SHOULDER TO SYOULDER TO OPEN A WAY”(人は皆兄弟、力を合わせて、さあ、新しい道を拓こう)、廊下ですれ違う誰かと、将来世界で活躍する上で、力になってくれる仲間がきっといると思う。そういうことを思い描きながら、夢を持って毎日大切に過ごしてもらいたい」とメッセージを贈った。
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 岩崎教諭は講話の中で、人生の中では記念すべき素晴らしい日であると述べ、自分の作った曲の校歌を聞くことができて幸せな日だと感謝した。
 宮澤校長の歌詞には、小樽の人しか分からない情景が浮かび、手宮の人間として一緒に伝えていく校歌をと、曲をつける決心をしたことを明かした。2番と3番の間に伴奏を入れ、勇ましい校歌が多い中、美しい校歌があっても良いと思ったという。
 小﨑教諭によるピアノコンサートでは、開校を祝う会に合わせて華やかな曲を選曲。最初にショパンの華麗なる大円舞曲を、2曲目は、同しくショパンのノクターン第2番が演奏され、体育館にピアノの音が響き渡った。
 1年生の山岸立玖君は、「高島に住んでいるので、校歌の最初の”われらの海は 紺碧に”が好きです」と話した。
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