潮陵放送局 新設・北陵中生徒会にインタビュー


 小樽潮陵高校(潮見台2)放送局は、末広中学校と北山中学校を統合した新設校・北陵中学校の生徒会役員に、今の気持ちをインタビューした。
 同放送局員の鈴木千里さん(1年)と小刀祢桃香さん(2年)が、5月16日(火)16:30に同校を訪問。5月26日(金)に開かれるNHK杯全国高校放送コンテスト後志支部大会に、鈴木さんが参加するための原稿作りを目的に行われた。
choryointver1.jpg 北陵中の生徒会長をはじめ、書記局・各委員長ら11名(2年生2名・3年生9名)が、会議室に集まり、「北陵中1年目、末広中と北山中のどのような伝統を引継ぐか?」をテーマに質問し、統合後の現在の素直な気持ちを聞いた。
 現在の様子について、最初は友達関係に不安があったが、最近は打ち解けて仲良くしている。1ヶ月後の学校の雰囲気については、1人1人が打ち解け、学校の環境にも馴染み、明るくなった。
 北陵中としての新たな取り組みとして、生活委員が担当し、朝の挨拶で活気づけようとする活動や、授業で分からないことを教えてもらう北陵塾を開いている。
 どのような伝統を引き継いでいきたいかの質問には、校訓にもある「よりよく創る」をテーマに楽しい学校を作りたいと答えた。
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 また、学校に対しての最初の印象を1人ずつ答えた。、悪い噂も聞き不安だった、知らない人ばかりで嫌だった、なぜ3年生のこの時期に統合しなければならないのか、手宮西小学校に通っていたので、中学校になるのになぜと思ったなど、様々な印象が述べられた。
 30分ほどインタビューは続き、終了後、生徒会長は、「質問を受けたことで、今まで気にしていなかったことに気づき、新たに視野に入れ、今後、生徒会を運営していきたい」と話した。
 生徒会の担当教諭は、「思った通りを答えていたと思う。不安な気持ちもあり、統合する前に交流を持ったり、登校練習をしたり、生徒や保護者の不安をなくすようにしてきた。今後、機会があれば近隣の高校や地域そのものとも交流をし、生徒と共に大切にしていきたい」と話した。
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