とろける甘味らいでんメロン 初せり5玉15万円!



 共和町自慢の「らいでんメロン」の初競りが、6月27日(火)7:15から、小樽市公設青果地方卸売市場(有幌1)1階卸売場で行われ、赤肉の「ルピアレッド」秀5玉入りが、最高値15万円で競り落とされた。
raidenmelon1.jpg らいでんメロンは、芳醇で果肉はなめらか、果汁もジューシーでとろけるような甘味が特徴。「らいでんルピアレッド」をはじめ赤肉4種類と、「らいでんクラウン」青肉1種の全5種類。第2回環境保全型農業推進コンクールで、農林水産大臣賞を受賞。
 今年度の生産者数171戸・作付面積は233ha。6月下旬から11月初旬まで収穫が続く。
 同市場の中央に、30ケースが積まれ、開設者の小樽市長をはじめ、樽一小樽中央青果株式会社・青山利夫代表取締役、仲卸人・買受人・きょうわ農業協同組合職員・らいでんメロン生産組合者ら関係者約20名が集まった。
 初競りに先立ち、森井市長は、「質の良い美味しいメロンを出荷している。らいでんメロンが多くの人に知ってもらえるよう応援したい」と挨拶。
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 同生産組合・佐藤隆広副組合長は、「春からの天候不順で辛いこともあったが、美味しいメロンができた。自信を持って出せるメロンです」とPRした。きょうわ農協関係者は、「芳醇な香りと甘味を兼ね備えた美味しいメロン」と絶賛した。
 競り人の霧島幸彦さんの掛け声で、競りが進められ、仲卸人・株式会社大果大共青果が、最高値5玉入り15万円で競り落とした。
 この他、4玉入り6,000円・10ケース、5玉入り6,000円・9ケース、6玉入り6,000円・10ケースで、取引価格の合計は324,000円。
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 株式会社大果大共青果が競り落とした最高値のメロンを、フルーツパパ(長崎屋小樽店)・柴田英幸店長(有限会社いちふじ柴田商店取締役青果部長)が買い、柴田さんは、「店内に飾り、社長と相談してから贈答用になるかと思う。安定した甘味のメロンです」と話した。
 昨日26日(月)、生産者3戸から100ケース(約530玉)を収穫。27日に、小樽で30ケース(150玉)・札幌で75ケース(375玉)の初競りが行われた。
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