「小樽写真散歩」by akemi iwata《夏の緑化植物園》


 手宮公園に隣接する手宮緑化植物園にも、夏の花が咲き始めている。
 葉の色がピンク色になるケショウヤナギ、鮮やかな黄色の花キンケイギク、可愛らしいピンク色のキョウカノコ

 ハウチワカエデの下の芝生には、西洋たんぽぽやコウリンタンポポ、シロツメクサが絨毯のように敷き詰められていた。

 夏の花を代表するエゾヤマアジサイは、桜の木の下に約50株と、同公園の入り口にも10株ほどあるが、まだ蕾で、7月20日過ぎから月末にかけて満開を迎えるという。

 園内の池には、スイレンが花を咲かせている。7月に入ってから咲き始め、9月いっぱいまで楽しめるという。

 池の側の夏椿の木に、蕾と白花がいくつか咲いている。散った花が地面に落ちて、これもまた風情を感じる。

 箱根地方にたくさんあることから付けられたハコネウツギは、白い花から黄色、紅色に変化する。

 秋に実る栗の花は、沢山の長い花が雄花で、付け根に小さい雌花があるそうだ。

 緑の相談所の飯田相談員によると、花の折り返し地点は、ボタンが終わった頃から始まっているそうだ。北海道の夏は、駆け足で通り過ぎてゆくのかな・・・