後ろ向きの姿勢に終始!市長定例記者会見



 森井秀明小樽市長の8月定例記者会見が、8月2日(水)11:00から市役所(花園2)で行われた。
 市内バス路線等、公共交通のあり方を協議する法定協議会の設立時期の見通しについての質問に対し、市長は、今年度中の立ち上げを予定しているとした上で、「時期はまだ決まっていない」と答えた。
 法定協議会の設立について、再三にわたり要望を受けている北海道中央バス株式会社・牧野和夫社長らとのトップ会談については、「直近では予定していない。担当者レベルで打ち合わせが終わった後で、そういう場面も出てくるかなと思う」と答えた。
0802mayer.jpg また、市内医療機関で結核の集団感染が発生した際に、医療機関名を公表しなかったことについての質問に、「この件は行政側から積極的に公表できないと思っている。(発生した)病院自身が受診者に対して伝達するなど病院自身が判断するもの」と答えた。
 これに対し、記者から「過日、市内の飲食店でノロウィルスの集団感染が発生した際は店名を公表している。結核がなぜ公表できないのか。ダブルスタンダードではないのか?」と問い質すと、市長は「そうは思わない。保健所の担当者が来ていないので、そういう話があったと伝えておく」と答えた。
 泊原発の安全確認協定に関する会合に市長が欠席したことについて、記者から「せっかく北電や他の首長と接触できる貴重な機会であるのになぜ欠席したのか」理由を質したが、市長は「他の用務があったため欠席した。公式の場で話すのはふさわしくないことなので話せない」と回答を避けた。
 同席した前田一信総務部長も、その日の市長の業務を、この場では押さえていないとし、後ろ向きの姿勢に終始し会見を終了した。
 関連記事1 関連記事2