3世代170名が交流! ダンスうんどう大会



 ダンスうんどう塾(小林英夫塾長)は、ダンスを通じて「健育」を目指す、第4回都道府県イキイキ”健育”ダンスうんどう大会を、8月5日(土)11:00~17:00、いなきたコミュニティーセンター(稲穂5)4階体育室で開催した。
 沖縄・東京・長野・埼玉などから総勢約170人が集まり、4回目の今回が、最多の参加者となり、ダンスうんどう発祥の地の底力を知らしめた。
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 同大会は、ダンスを通じて3世代交流により、1人1人が充実した毎日を過ごし、それぞれに適した健康づくりを強化し、次世代の健康づくりと健康教育「健育」に寄与することを目的に、2016(平成28)年10月に第1回目を東京で開催。4回目となる今回が、小樽では初開催となった。
 イキイキ健康体操団体部門と3世代間交流DUマッチングリーグ、アメリカンリズムソロ部門とペア部門のプログラムで、日頃の練習の成果を発揮した。
 審査員は、夏合宿の講師を務めるロシアのウラジミール・シェプレトソフ氏、NPO法人日本ダンスうんどう協会・笹山治一氏と田原孝一氏、上林猛副市長、北海道ダンススポーツ連盟・高橋毅会長、手宮中央小学校・古田優子教頭、塩梅屋・高田哲管理者の7名。
ikiikidance2.jpg 競技は、12チームがエントリーした、イキイキ健康体操団体戦からスタート。ダンスうんどう広場をはじめ、生きがい学習OB会、ジュニアダンススポーツクラブ、小樽市地域版介護予防教室や宝来ひょっとこ踊りなども出場。揃いのTシャツを着て、ドミニカ共和国で生まれたダンス音楽・メレンゲリズムのオリジナル曲に合わせ、基本のステップを繰り返し披露した。
 エキシビジョンでは、地域創生ソーシャルプロジェクト「介護予防100人衆」を新たに企画し、同介護予防教室の介護予防サポーターやメンバー、車いすダンス・クリスタルハーモニーなど約100名が集まり、会場をいっぱいに二重の円を作って踊った。
ikiikidance3.jpg 団体戦の結果は、3位はカーサ・ラティーノとジュニアダンススポーツクラブおたる。準優勝はジュニアダンススポーツクラブえにわ、優勝はチーム夏合宿2017が栄誉を修めた。
 特別賞にシニア元気教室なえぼが選ばれ、出場した介護予防サポーターは「みんな揃って踊れ、賞をもらい嬉しい。愛嬌で受賞した」と喜んでいた。
 小林代表は、「小樽は高齢化や核家族化が進み負のイメージが強いが、明るく楽しく払拭するパワーを感じてもらい、楽しい環境を作っているとアピールしたい。いかに笑顔ではつらつとできるかで、テクニックはいらない。皆さんが明るく踊るところを見てもらい共感してもらいたい」と述べた。
 引き続き、3世代間交流DUマッチングリーグが始まり、ワルツ・タンゴ・チャチャチャ・ルンバと華やかに踊り、競技は17:00頃まで続けられた。
 10月28日(土)に東京都大田区で、第5回の開催を予定している。
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