小樽色内埠頭 8/24正午から立入禁止


ironai1.jpg 釣り場や散歩で親しまれている小樽色内埠頭と同公園が、8月24日(木)正午から関係者以外の立ち入りを禁止し、いつ禁止が解除されるかは見通しが立っていない。
 同埠頭は、し尿処理場を作るために水道局が管理し、1975(昭和50)~79(昭和54)年にかけて建設した。周辺岸壁では、家族連れの釣り場として親しまれ、毎日犬の散歩に訪れたり、公園やグランドを利用する市民も多い。
ironai2.jpg 岸壁の調査を実施したところ、岸壁のコンクリートを支えている鋼官杭の一部が、海水で腐食して穴が開いている状態が見つかり、このままでは安全性が確保できず、今後、腐食が進み、公園側の鋼管矢板も腐食し、陥没等の影響が起こりうると判断。公園を含む同埠頭の立ち入りを禁止し、当分の間、公園等の利用を禁止した。
 一部を借りている産業港湾部管理課は、船の係留も好ましくないと判断。現在停泊中の海上保安部の巡視船も、他の岸壁が空き次第、移動する予定。
 補修工事開始時期や規制はいつまでになるのか、今のところ目処が立っておらず、例年9月1日の「防災週間」及び「防災の日」に合わせて行われている、小樽市総合防災訓練も中止とした。
 色内ふ頭内の立入り及び色内埠頭公園の利用の禁止について
 平成29年度小樽市総合防災訓練の中止について
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