もっと気軽にもっとゆっくりと夜景を楽しんでもらおうと、天狗山夜景の日が、8月26日(土)14:00から21:00まで開催された。
16回目となる今回は、より楽しめるよう山頂に”ノスタルジック夜景カフェ”を開設。大勢の人が夜景を眺めながらスイーツを堪能。特別な夏のひとときを過ごした。
同カフェは、山頂にガラスの灯を幻想的に灯し、夜景が見下ろせる場所に椅子とテーブルをセッティング。21日(月)~25日(金)は、小樽で人気のカフェとスイーツを提供する各5店舗が1店舗ずつ日替わりで出店。
26日は、スイーツ全5店舗とMIKAZUKI COFFEEが出店、正面に設置した特設ステージでは、5組のアーティストが出演して、夜景の日を盛大に盛り上げた。
18:00から開会式を実施。岡田浩司実行委員長(中央バス観光開発株式会社代表取締役社長)は、「煌めく夜景を宝物としていただけるように夜景を楽しむ日と開催している。天狗山は1年を通じて、山頂からも眺望が楽しめ、煌めくこの夜景は、函館山・藻岩山と北海道3大夜景と呼ばれ、小樽市の観光資源のひとつとなっている。今回は、大きな暖簾をかけ、屋外にノスタルジック夜景カフェを開設して皆さんをお迎えした。もっと気軽に、もっとゆっくりと夜景を見てもらいたい思いを込めて会場を設え、最後には天狗山ならではの大輪の花火、様々なメニューを用意。楽しんでもらいたい」と挨拶。
先着100名にグラスの中に光る氷が入った飲み物をサービス。色とりどりの風船が空に舞い上がるのを眺めながら、来場者全員で乾杯した。
夕暮れとともに街の灯が煌めき、キャンドルの灯の路や森林のライトアップされ、花火が夜空に打ち上げられると歓声が上がった。
花火終了後、一気にゴンドラに乗るための長い列が続き、並んだ人を高校生が大道芸でもてなした。
27日(日)は、第36回おたる天狗山まつりが10:00から17:00まで開催される。山頂の天狗山神社の例大祭として、1982(昭和57)年から開催を続けている。市民参加のステージやイベント・屋台や縁日のほか、ちびっ子神輿や天狗さんが登場する予定。
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