元気で長生きの知識を!第34回小樽食生活展


syokuseikatuten1.jpg 小樽市保健所(富岡1)主催の第34回小樽市食生活展が、9月14日(木)10:00から15:00まで、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで開かれ、食生活改善パネル展や料理展示等が行われた。
 市民の健康づくりと食育推進事業の一環として、「元気で長生きするために」を総合テーマに、家庭や地域において食生活を改善するための正しい知識や健康づくりについての普及啓発を目的としている。
 共催する小樽食生活改善協議会(嶋田知子会長)会員のべ24名が8つのブースに分かれ、同所の栄養士など3名と、実習中の酪農学園大学・北海道文教大学・藤女子大学・天使大学・名寄市立大学の各2名ずつ計10名の実習生が参加した。
syokuseikatuten2.jpg 体重と身長を計測してBMI(体格指数)を求め、生活習慣病になりやすいかどうかを判断。自分に合った適正体重を知るコーナーや、野菜の土産付きで、成人1人が1日に必要な野菜350gを、実物の野菜を使ってどれくらいの量なのかを試してみるコーナーを設置。
 同協議会は、1971(昭和46)年6月に、北海道で最も早く、食生活改善推進員で構成する自主組織のボランティア活動団体として設立。市内9地区(113人・平成29年度)に分かれ、市民の健康づくりと長生きできる明るい町づくりを目指す。自分の健康を考え、近隣住民に食生活改善の輪を広げる活動をしている。
 今回は、8地区の同推進員が、バランス良く手軽にできる食事メニューを考案し、実際の料理を展示して優れている点を説明した。
syokuseikatuten3.jpg かんたんナムルは、キュウリやもやし・にんじんを使い、ゴマやかつお節で味付けしたビタミンを摂取できる低カロリーメニュー。緑黄色野菜を意識したかぼちゃ入り肉巻きおにぎりや、かぼちゃのヨーグルトサラダ。簡単にできるオープンいなりは、そぼろと玉子・キュウリ・トマトをトッピングした彩り良く、食欲をそそる一品だ。
 その他、200gの米はどれくらいか計量するコーナーやアンケート協力も募り、会場は、市民らで賑わった。
 同所健康増進課・菊地郁子氏は、「会場の様々な展示やブースを回り、個人の健康づくりのきっかけになれば」と話した。
 健康セミナー 10月11日(水)13:30~15:30 小樽経済センタービル(稲穂2)7階大ホール
 「認知症予防は、生活習慣病予防」講師:伊古田俊夫氏(勤医協中央病院名誉院長)
 保健師による前講話「血圧と減塩」
 入場無料・申込不要 問合せ:0134-32-4111内線395 小樽市医療保険部国民年金課
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