下水道の日PRイベント しごと体験!


gesuidou1.jpg 9月10日の下水道の日に合わせ、小樽市水道局は、同日10:00から16:00までウイングベイ小樽(築港11)1階ハイタッチコートで、「のぞいてみよう!下水道のしごと」と題してPRイベントを実施した。
 下水道を利用している市民に、市民の生活や産業の発展を支え、海や川の水質保全に欠かせない下水道の役割について、理解と協力を求めることを目的に、子どもやその親を対象に開かれた。
 これまでは、長屋屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで開いていたが、場所を変更し、体験コーナーや内容を充実させ、同局員20名が対応した。
gesuidou2.jpg 下水道官に使われている「塩ビ管」を使って水鉄鉄砲を作るコーナーは100個用意。水の汚れに反応して色が変わる水質チェックは200名分用意。朝から大勢の親子連れで賑わった。
 下水道局員の仕事を体験する、微生物検査と水質検査や下水道管調査をスタンプラリーとして実施し、人気を集めた。
 微生物検査では、中央下水終末処理場の反応タンクの汚泥の中の微生物を、100倍の顕微鏡で確認。細長い体形で体をねじりながら動く「スピロストマム」などを見ることができた。
gesuidou3.jpg また、小樽市の4種類のデザインマンホールが集結。町中で使われているラッコや運河のデザイン、小樽市総合博物館のSL、裕次郎館から寄贈のヨットが刻まれたマンホールを展示した。
 日常生活の中での排水に関して出題した下水道クイズでは、暮らしを支える下水道を未来に繋げるために、正しく使うよう周知した。アンケートにも協力を募り、13:00までに100枚以上集まった。
 同局中村弘二課長は、「未来を担う子ども達にも関心をもってもらい、子育て世代にも下水道の大切さを知るきっかけになれば」と話した。
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