函館税関小樽税関支署(鎌田広支署長)は、9月16日(土)8:00から、小樽第3号埠頭14番岸壁に入港したシルバーディスカバラー号(バハマ籍船舶・5,218トン・全長102.9m)の入国者85名の内74名に対しての税関検査を公開し、社会悪物品の水際取締りの強化に取り組んだ。

同船は、ロシア連邦コルサコフ港から、本日7:00に小樽港に入港した。岸壁に仮設テントを設置し、税関職員10名と麻薬探知犬による検査状況と、X線車による手荷物検査状況を公開した。
税関職員が下船する客の荷物を、対面で検査し、検査に有力な金属探知機も使用された。

昨年は、クルーズ船15隻のうち、13隻が海外から小樽へ寄港している。国内クルーズでは、船内に荷物を置いたままだが、最終地点に下船する場合には、テントを設置して実施。昨年は2隻、今年は4隻目となる。今シーズン寄港予定の残りの3隻については、検査をするかどうかは未定。
同船は、本日16:00に函館港へ向けて出港を予定していたが、台風の影響で、出港時間は未定となり、小樽クルーズ客船歓迎クラブの見送りも中止となった。
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