クルーズ船の税関検査公開!小樽税関支署

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 函館税関小樽税関支署(鎌田広支署長)は、9月16日(土)8:00から、小樽第3号埠頭14番岸壁に入港したシルバーディスカバラー号(バハマ籍船舶・5,218トン・全長102.9m)の入国者85名の内74名に対しての税関検査を公開し、社会悪物品の水際取締りの強化に取り組んだ。
hakodatezeikan2.jpg 函館税関内では、これまで長期航海の多かったクルーズ船が、ブームにより短期間で乗船費用も低く手軽に利用できるようになり、密輸の手段として使用される事例があることから、水際における密輸の防圧のため、税関検査の様子を初めて公開した。
 同船は、ロシア連邦コルサコフ港から、本日7:00に小樽港に入港した。岸壁に仮設テントを設置し、税関職員10名と麻薬探知犬による検査状況と、X線車による手荷物検査状況を公開した。
 税関職員が下船する客の荷物を、対面で検査し、検査に有力な金属探知機も使用された。
hakodatezeikan1.jpg クルーズ船を利用した事案では、2016(平成28)年11月に、台湾から石垣島へ入港したクルーズ船の台湾人男性と女性が、金塊15㎏を密輸入して逮捕された。同年12月に台湾から那覇港へのクルーズ船を利用して、台湾人男性2名が体に覚醒剤約7㎏を巻きつけていた。また、カナダで今年5月、クルーズ船の乗組員がコカイン10㎏の密輸に携わり逮捕された。
 昨年は、クルーズ船15隻のうち、13隻が海外から小樽へ寄港している。国内クルーズでは、船内に荷物を置いたままだが、最終地点に下船する場合には、テントを設置して実施。昨年は2隻、今年は4隻目となる。今シーズン寄港予定の残りの3隻については、検査をするかどうかは未定。
 同船は、本日16:00に函館港へ向けて出港を予定していたが、台風の影響で、出港時間は未定となり、小樽クルーズ客船歓迎クラブの見送りも中止となった。
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