銀行ロビーがギャラリーに!写真展と美術展


 北陸銀行小樽支店(稲穂2)と同奥沢出張所(奥沢1)のロビーを会場に、市民による作品展を開催。訪れた利用客らの目を楽しませている。
hokurikubankart1.jpg 同小樽支店では、小樽市身体障害者福祉協センター内小樽肢体障害者福祉協会が主催するカメラ教室のメンバーと講師を務める工藤吉雄さん、知人の写真愛好家6名の18点を展示している。
 同教室は、年3回撮影会に出かけ、工藤講師から専門的な技術を教わり、撮影を楽しんでいる。
 銀鱗荘と小樽の港を撮影した作品は、青い空と青い海が印象的。カナディアンロッキーを代表する美しさを誇るベイトー湖の夕暮れ時に、ブルーから白色に変わる様を撮影した作品などと、会場には、2016(平成28)年の第50回おたる潮まつりを記念した花火大会の写真や、バスで神威岬に撮影会に出かけた時の作品、豊平緑化植物園でのレンゲショウマも展示。
 同奥沢出張所では、双葉高校美術部1~3年生7名の油彩7作品を展示している。過去には、同校書道部との合同展を開催したこともある。
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 同部は、毎週火曜日を部活動の日としているが、それ以外の日でもそれぞれの進捗状況に応じて活動している。毎年、全道大会へ向け制作に励み、今年も全道出場を果たしている。
 銀行に訪れた市民は、近くの高校の生徒の作品を鑑賞する機会となり、足を止めて見入っていた。
 同支店と出張所のアートギャラリーは、ほぼ月1度のペースで展示会を開催し、地域の個人や団体が熱心に制作した手芸品や絵画・書道などの作品を発表する場を設け、地域に密着した銀行を心がけている。
 藤井利昭店長は、「今回も大変素晴らしい作品」と感心していた。
 開催期間は、どちらも土・日・祝休を除く10月31日(火)まで、営業時間内9:00~15:00。
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