悪天候のため、第10回しゃこ祭の初日11月11日(土)は、残念ながら中止となった。
その中で、小樽商業高校(緑3)の生徒20名と担当教師らは、7:30にしゃこせんべい実演販売会場の観光船待合室に集まった。
同祭を楽しみにしていた人へ、缶バッチの配布としゃこせんべいを特別に無料配布した。
同校は、同祭3回目から協力し、同校文化研究部・吹奏楽部・商業研究部が中心となり参加している。
しゃこ次郎缶バッチキャンペーンは、2,000個を用意。10月末に開催のプレイベントで1,000個を配布。祭開催中に残りの1,000個を配布する予定だ。
この缶バッチを新南樽市場(築港)に持参すると、「秋の味覚 野菜詰め合わせ」を各日先着100名にプレゼントされる。
毎年好評の樽商生が手作りするしゃこせんべいは、祭り2日間で1,200枚を用意。プレイベントでは600枚を完売している。
前日の10日(金)は、全校生徒が朝から放課後まで、生地作りとトッピングのしゃこを下準備して協力。
当日は、専用のせんべい焼き機でしゃこだれを塗りパリッと焼いて完成させ、1枚200円で販売する。
中止を知らずに訪れた客に、無料でしゃこせんべいをプレゼントしていた。缶バッチをもらいに来る人もいた。
1年生女子は、「雨は降ったが、生地の下準備も終わり焼くだけなので、明日は天気が回復してもらいたい」と開催を願った。
悪天候のため、生徒達の安全を考え、11:00頃には撤退。明日の開催に期待を寄せた。
なお、しゃこ次郎ぬり絵展示会は、今年も小樽市物産観光プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開催中。市内幼稚園・保育園・保育所の子ども達が制作した”しゃこ次郎”のぬり絵・約1,000枚を展示している。
小樽商業活性化委員会(高橋陽代表・教諭)は、「明日は晴れるように祈っている。せっかくの生徒達の活躍の場。屋外のイベントの難しさを改めて感じた」と話した。
同実行委員会は、明日12日(日)の開催も、改めて考えてから決めたいとしている。
◎小樽しゃこ祭Facebook
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