小樽市内の小中高生を対象に、市立小樽文学館(色内1)は、館内を巡って集めるスタンプラリーを、11月21日(火)から始めた。
館内3ヶ所に設置してある小樽ゆかりの文豪が描かれたスタンプを、ラリーカードに押して、6個スタンプを集めると、同館オリジナル文豪クリアファイル(A5サイズ)がもらえる。
この事業は、小樽グリーンライオンズクラブ開設50年を記念して、青少年に文学館に親しみを持ち、小樽ゆかりの代表的な作家を知ってもらおうと、小樽文学舎へクリアファイル4,000枚の寄贈があった。無くなり次第終了。
同館受付でラリーカードを受け取り、館内の文豪を紹介している展示スペースへ進み、2個ずつスタンプが置かれた3ヶ所を巡り、スタンプを集める。
ちまちま人形作家で知られる高山美香さんが制作した文豪を紹介するパネルもスタンプ台に置かれ、どんな文豪なのかが良く分かる。
同氏がデザインした消しゴムはんこをもとに、同館スタッフが文豪のシルエットのスタンプを制作。オリジナル文豪ファイルを見ると、文豪が誰なのか答えになっている。
担当スタッフの千葉乙代さんは、「文豪を楽しみながらスタンプラリーに参加し、ファイルを使ってもらえらば」と話した。
今年5月頃から、Jeans Shop LOKKI(ジーンズショップロッキ・稲穂4)と小樽文學舎がコラボして、文豪Tシャツを制作。黒色のTシャツに石川啄木・小熊秀雄・小林多喜二の写真と作品の1節をプリントしている。サイズは、M・LとG-M・G-Lの4種類で1枚3,000円(税込)。
また、多喜二の蟹工船と伊藤整の詩集雪あかりの路の初版の表紙をデザインしたクリアファイアル(B5サイズ)も、同館受付で販売中だ。
◎小樽文學舎通信販売