地域の小学生と交流!桜町中3年生


1205sakuramatichu1.jpg 小樽市立桜町中学校(桜1・岡本清潔豪校長)3年生は、家庭科授業の一環の保育体験学習で、12月4日(月)・5日(火)・6日(水)の3日間、各日4時間目(11:25〜12:10)を利用して、近隣の小樽市立桜小学校(桜1・銭谷美毅校長)3階体育館で、小学1年生とふれあい交流を実施。
 家庭科の授業で、小さい子どもとふれあう保育体験があり、毎年、同小学校1年生とふれあう機会を設けている。
 4日(月)は3年3組が1年1組と、5日(火)は、3年1組28名が同校を訪れ、1年2組30名の児童との交流が開かれた。
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 あらかじめ、児童が喜びそうなおもちゃを、折り紙やダンボール・ペットボトルなどを使って制作したものを持参。小学生たちは、5つのグループに分かれた中学生と7分ずつ遊び回った。
 はじめは、恥ずかしそうにしていた児童も次第に慣れ、会話をしながらゲームや遊びを楽しみ笑顔がこぼれた。
 手作りおもちゃは、ペットボトルのピンに紙で作ったボールを当てるゲームや色紙でカラフルに作っただるま落し、びっくり箱や段ボールで作った輪投げ・わりばし鉄砲など、どれも子ども達が興味を示すものばかり。
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 児童は、遊び方の説明を中学生から聞き、ゲームや遊びに夢中になっていた。
 ダンボールで魚釣りゲームを作った吉田風響さんは、「以前の学校で幼稚園児にボーリングを作ったが、他の班の魚釣りゲームを見て、私も作ろうと思った。魚を3つ釣れた人には、紙で作ったメダルをプレゼント。ホチキスの跡をシールで止めて安全に配慮し、魚の絵は両面にするなど工夫した。子ども達が笑顔で遊んでくれて嬉しい」と話した。
 保育士志望の小山田珠梨さんは、「紙コップで飛ぶおもちゃと、ボトルキャップでヨーヨーを作った。子ども達とふれあい勉強になった」と話した。
 終了後、「ありがとう」と元気に挨拶を交わし、ハイタッチをして別れた。
 6日(水)は、3年2組が同校を訪問して1年1・2組と交流する予定。