豪雪を逆手にとり楽しもうと、国際スポーツ雪かき選手権in小樽が、2018(平成30)年2月17日(土)に開催されることになり、12月11日(月)から出場選手(200名・40チーム)の受付を開始した。
同実行委員会は、松代弘之実行委員長をはじめ、社会人や学生などの有志によって構成された任意団体で、雪かきをチームで競い合い、楽しくゲーム感覚で開かれる。高齢化に伴う除雪困難地域を解消し、小樽発祥の新たな課題解決モデルとして、全国の豪雪地帯に普及させることを目的としている。
5周年を迎えた今回の記念行事として、小樽観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで「雪かきサミット」を開き、各地域の雪害事情や雪への取り組みを紹介する。
また、北海道芸術高等学校ダンスコースに通う3年生小林宏次郎(17)・若松沙羅(17)さんが考案した、思わず雪かきをしたくなる音楽と振りつけの「雪かき体操」も紹介される。
同選手権の第1競技・ボランティア雪かきは、天神地区の高齢者居住地域の生活道路を確保する。
第2競技は、おたるマリン広場で、スノーショべリング&ムーブトライアルを実施。国際色豊かな選手が出場して白熱した試合を展開する、ワールドスポーツ雪かきチャンピオンシップ部門に加え、参加チームの体力や経験に応じたエントリー部門を創設。雪山の大きさをフルサイズとハーフサイズに分けた。
第3競技は、同じ会場で1時間以内に、個性溢れる雪だるまを製作。大きさや数・装飾等を審査する。
昨年同様、市内の宿泊施設と連携して参加者の斡旋を行い、特典付で「選手村」を継続する。小樽あんかけ焼そば親衛隊の協力により、参加者の昼食に「あんかけ焼そば」を提供。
同イベントの当初からの目的のインバウンドの誘致策の本格的取り組みを開始。同選手権を運営する学生が集まるプロジェクトY( 大藤力哉代表)は、松代代表が主催する小樽留学の「なまけ塾」(生のマーケティングを学べる塾)にも所属し、後志総合振興局地域政策課の協力を得て、同課が主催するニセコ留学に参加する首都圏等の大学生やオーストラリア人などの長期滞在者を誘致するプロモーション活動を実践。
参加希望者は、同HPから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入して、メールかFAX(0134-33-7156)で。先着200名(1チーム4〜8名・40チーム)
◎第5回国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽
◎関連記事