42回目の寄贈!小樽技芸講師研究会


 小樽技芸講師研究会(中村澪子会長他7名)は、12月13日(水)930から、市役所(花園2)2階市長応接室で、副会長で籐工芸作家の渋谷昭子さんと、会計でクラフトワーク・レザークラフト作家の山田育子さんが出席して、社会福祉事業資金基金へ42回目の寄贈を行った。
 森井秀明市長は、「とても良い取り組みを長く続けられ、毎年寄附されうれしく思う」と感謝した。
gigeikoushi.jpg 同会は、年に1度11月に長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで、それぞれの技能を活かした作品を展示販売するチャリティーバザーを開催。その売上の一部を、社会福祉事業の振興に役立ててほしいと寄贈を続けている。
 今回は5万円を寄贈。昭和51(1976)年度以降、毎年続けられ総額300万円を超える金額となる。 その時々に必要と思われる社会福祉施設や市立小樽病院新築基金へ寄附している。
 入会して40年の渋谷さんは、「自分達の技術をお互いに勉強しようと集まった会で、市に役立ててもらおうと始めた。寄附が当たり前になっていて、恒例となっている。即売会では、お客さんの作品を見せてもらったり会話も弾む」と話した。
 入会して20年の山田さんは、「少しでも役立ててもらおうと始めた。お客さんが毎年、喜んで作品を見てくださり嬉しい。寄附の額は少ないけれど、これからも継続していきたい」と話した。
 42回目のチャリティバザーは、11月23日(木)から28日(火)まで、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで開かれ、60~80歳代の同会加盟の講師8名とその生徒の作品約5,000点を展示販売し、手仕事好きの人々で連日賑わった。
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