暴風雪波浪警報!JR小樽ー手稲間運休



 発達した低気圧の影響で、12月25日(月)午前中から、各地で大雪や強風による被害をもたらした。
1225weather1.jpg 小樽では、11:07に最大瞬間風速25.5mを観測。横殴りの雨まじりの雪が吹き荒れ、クリスマスに大荒れの天候に見舞われた。気温はこの時期には珍しく、8:29にプラス10℃を観測している。
 小樽市消防本部(花園2)によると、12:15頃、銭函3町目で強風による集合煙突が倒れ、13:14頃、清水町では、屋根がはく離していると通報を受け出動した。
 JR北海道では、小樽ー手稲間で、施設の屋根が線路をふさぎ、札幌方面へ向かうすべての列車が運転を見合わせ、163本が運休した。余市・倶知安方面への列車は予定通り運行した。
1225weather2.jpg その影響で、JR小樽駅では、函館本線小樽ー手稲間、江別ー岩見沢間、札沼線あいの里公園ー北海道医療大学間の運休を知らせるボートを掲示。駅員が乗客への対応に追われた。
 同駅周辺は、高速バスで札幌方面へ向かう大勢の人が、悪天候の中長蛇の列を作り、異常な光景となった。中には2時間以上待つ人も。
屋根の除去作業が終了し点検作業を行い、19:25には、小樽ー手稲間の運転再開を発表した。列車運行情報
 今後も、今日を上回る悪天候が予想され、北海道では最大風速40mの風が吹き荒れ、多い所では40cmの降雪。台風並みの爆弾低気圧に警戒を呼びかけている。
 暴風雪と高波および大雪に関する石狩・空知・後志地方気象情報第6号