小樽市建設部雪対策本部落雪防止班は、1月10日(水)10:00から、市内小中学校周辺通学路の落氷雪事故防止パトロールを実施した。
市内小中学校の3学期が1月15日(月)・17日(木)から始まるが、その前に毎年実施しているパトロールで、児童・生徒の登下校時に、屋根からの落雪や落氷の危険がないように見て廻った。
除雪対策本部職員(建設部建築指導課3名・用地管理課職員1名)と、教育委員会学校教育支援室職員2名が2班に分かれて実施。
高島小学校への通学路の一方通行(赤岩1丁目)の道路に面した空き家から、落雪が道路にせり出して積もり、落雪注意の立札があるが危険な状態になっていた。
危険箇所を発見した場合には、持ち主に口頭で注意をしたりチラシを配布。歩行者等の通行に支障とならないよう、速やかに雪下ろしや除雪や排雪などの処置をとるよう指導して回った。空家の場合は空家担当に伝えている。
建設部建築指導課・寺下和義相談指導係は、「通学路に雪や氷が落ちて怪我のないように調査し、安全確保に努めたい」とした。
市内では、1月7日(日)に今シーズン最深積雪66cmを記録し、10日16:00現在、積雪60cm。大雪や暴風雪のピークは過ぎたが、引き続き11日にかけて、大雪やふぶき、吹きだまりによる交通障害、強風や高波、なだれに注意を呼び掛けている。
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