日本画と合唱団のコラボ!雪あかりジョイント事業


nihongaten1.jpg 小樽市文化団体協議会と小樽雪あかりの路ジョイント事業第3弾「A Crystal Night Art Museum~こころを奏でる」が、2月7日(水)から11日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)多目的ギャラリーで開かれている。
 A Crystal Night Art Museumは、小樽雪あかりの路の開催に合わせ、美術館を会場に、画家やダンサー等のアーティスト同士がジャンルを超えてコラボレーションし、小樽の新しい文化・芸術に触れる機会を提供する事業で、今年で3回目となる。
 今年は、小樽日本画協会の上田入子代表をはじめ、北の日本画展メンバーなど、小樽にゆかりのある日本画作家9名が一堂に会し、自信作36点を発表している。
 小梁川貴子さんの臨場感溢れる作品「流氷」は、150号の大作。ハルカヤマ藝術要塞に出展経験がある駒澤千波さんは、「始流」「支流」「想流」の支流三部作を発表。90×180cmの木製パネルに、流れをテーマに不思議な世界を醸し出している。
nihongaten2.jpg 小樽出身の安栄容子さんの作品「はるかぜ」は、優しい表情の桜とカタクリを壁の空間を有効に使って展示。春の息吹きが感じられる。
 どの作品も個性的で様々な技法を取り入れ、日本画の魅力溢れる作品群に、来場者は見入っていた。
 開催の目玉は、9日・11日の18:30〜19:00に小樽少年少女合唱団が、10日(土)18:30〜19:00は桂岡少年少女合唱団が、日本画展会場で合唱を披露する。
 「さくらさくら」や「小樽慕情 雪」などの曲目では、曲に合った絵にスポットライトをあてクローズアップ。作品と歌が響き合い、いつもと違った作品展の楽しみ方を体験できる。日本画の画材である膠や絵具・筆なども展示され、日本画の理解を深めている。
 上田代表は、「日本画の美しい発色・優しい絵肌を、会場で楽しんでいただきたい。
合唱とのコラボでは、冬のメドレー曲などに合わせて、絵にスポットをあてる。ぜひこの機会に楽しんでいただきたい」とPRした。
 A Crystal Night Art Museum~こころを奏でる
 2月7日(水)・8日(木)10:00〜17:00
 2月9日(金)・10日(土)10:00〜21:00
 2月11日(日)10:00〜20:00
 合唱とコラボレーション・入場無料
 2月9日(金)・11日(日)18:30 小樽少年少女合唱団
 2月10日(土)18:30 桂岡少年少女合唱団
 小樽雪あかりの路
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