桜陽高美術部"白蟻会展" 部活動の成果発表


hakugikai1.jpg 小樽桜陽高校美術部(森平晶顧問)は、3月3日(土)・4日(日)の2日間、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで、白蟻会展を開き、1年間の部活動の成果を発表した。
 67回目となる美術部員の歴史を繋ぐ今回は、3月1日に卒業した2名を含む部員8名の油彩・水彩・アクリル・ペン・鉛筆画など、高文連全道推薦作品と合わせて36点を展示している。
 目標とする高文連出展に向けて、火・土・日以外の放課後は部活動に励んでいる。今年度は、高文連の全道大会に6名の部員が参加。全道から選ばれた500点の作品を観ながら、他校の部員同士との交流も、今後の作品に活かす材料となるという。
 部長の浪岡里吏さん(2年)は、今年度から始めたペン画5点を出展。様々な細さのボールペンを使った緻密な作品が目を引く。hakugikai2.jpgカキフライやしおラーメンを題材にした作品や、想像の世界を描く「不鮮明な夢堺」など、細かく丁寧に描いている。
 造花を描いた静物画を観た人からは、「生花を描いたほうが綺麗な花が描ける」とアドバイスを受けていた。
 同展も大切な部活動のひとつ。来場者からのアンケートは貴重な意見となり、今後に活かしているという。
 浪岡部長は、「歴史ある絵画展で、楽しみにしているOGやOBが観に来ている。これからも続けてもらいたい」と話した。
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