銭函の楽しい・美味しい!満載マップ完成


 小樽市最東端に位置する銭函エリアの美味しい・楽しい情報を集めたフリーマガジン「OTARU 銭函の秘密マップ vol.3」が、2年ぶりの2018(平成30)年2月23日に発行。新千歳空港をはじめ、小樽近郊の交通機関の駅や飲食店等に配置されている。
zenibakomap2.jpg Webサイト「小樽人」運営メンバーで「OTARU 銭函の秘密マッププロジェクト」代表の杉本真沙彌さんが中心となり、昨年12月から作業を開始。吹雪の日もこつこつと取材を続け、町を表現するひとつのツールとして活用してもらえればとマップの完成を喜んだ。
 杉本さんは小樽最上町生まれのフリーの編集者・ライター。銭函をこよなく愛するひとりで、銭函以外の人にもっと知ってもらおうと、銭函在住のZenibako Style Shop & Gallery店主の白鳥陽子さんと協力して、2013(平成25)年6月にvol.1を発行。
 第3弾は、銭函を具体的にイメージした鯨森惣七さんの描くイラストが表紙を飾り、写真やイラストをふんだんに使い、秘密情報満載のマップを完成させた。
 ページ数を増やして2015(平成27)年10月にvol.2を、前回より1万部多い2万5千部発行。部数を増やすことでこれまでよりも多方面に配置した。
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 新店舗が増え張碓地区も賑やかになり、2年ぶりにvol.3を、A5サイズ・24ページ・2万5千部で発行した。
 札幌駅・小樽駅から区間快速いしかりライナーに乗車すると、約20分で銭函駅に到着。駅に降り立つと、波の音が聞こえ潮の香りが漂う海や山を活かした銭函エリアアクティビティを1ページ目に特集。
 3つのマップは、広く銭函の位置が分かるマップと、銭函・見晴エリアと春香・張碓・桂岡・銭函・星野エリアに分けたマップを掲載した。
 老舗カフェやこだわりある飲食店、個性溢れるアーティスト、銭函を楽しむ人や子育て世代のライフスタイルも紹介し、これまでよりも更に内容を充実させた。手に取った人が出かけたくなるような、様々な情報に注目。
 また、印刷協力したHAJ(株)北海道アルバイト情報社の好意で、不要の履歴書を再利用し同マップ表紙のメモ帳を数量限定で作成。小樽人主催のイベント等で配布する予定だ。
 杉本さんは、「買物したり、お茶したり、ぼんやり海を見たり、1日遊べる銭函。習い事も開かれ、札幌から通う人もいる。ぜひマップを片手に銭函に出かけてもらえれば」と話していた。
 小樽人