創立40周年定期演奏会!小樽少年少女合唱団



 小樽少年少女合唱団(大道恒雄団長・団員29名)の定期演奏会が、3月25日(日)13:30から小樽市民センター(色内2)マリンホールで開かれた。会場を埋め尽くした観客は、歌の素晴らしさに改めて感動し拍手を贈った。主催はだいどうファミリーコール。
boygirlgassyo1.jpg 今回は、創立40周記念で第40回目の節目となる演奏会とあって、大道団長・鈴木久司氏・浅原富希子氏・川内洋子氏の講師陣、小学校1年生から高校3年生までの男女26名の団員とOB・OG26名、仁木混声合唱団と合わせて約80名が出演した。
 プログラムは5つに分かれ、オープニングは、日本の古謡「さくらさくら」でソロパートを含め4つのパートのハーモニー。歌詞が物語となり軽やかなリズム感がある「つる」、創立2年目に歌った思い出の曲「月のうさぎ」。
 第2ステージでは、小学校4年生の2名が澄んだ声で独奏を披露した「ふるさと」。鈴木氏の縁で仁木混声合唱団と太鼓の達人が出演し、富山に伝わる民謡「越中おわら」を歌った。
boygirlgassyo2.jpg 第3ステージでは、OGやOBが歌声を響かせた「五羽のつばめ」他2曲。2名のOGとOBによる入団のエピソードや曲との出会いを語る場面もあり、歌は人生を豊かにし幸せにしてくれるもの。十勝で教師の男性OBは、歌が引き寄せたと再会を喜び、歌は大切な宝物だと心を込めて歌った。
 第4ステージでは、1965(昭和40)年に公開されたミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」より「私のお気に入り」「ドレミの歌」「エーデルワイス」など8曲を、出演者が楽しく歌い聴かせた。
 第5ステージは、出演者総出で「グローリア」と「さようならみなさま」を熱唱し、フィナーレを飾り感動が広がった。
 同団は、1978(昭和53)年に設立され、年1度の定期演奏会や市民合唱祭、道内の少年少女合唱団や姉妹都市ダニーデン市やナホトカ市との親善交流会など積極的に活動。
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 2017(平成29)年度は、9月に「世界アルツハイマーデー」記念講演会、12月にマイトリーおたるや市立小樽病院、小樽シオン教会のクリスマスコンサート、2月には文団協・雪あかりジョイント事業に参加している。
 大道団長は、「今回は40回の節目となり、OGとOBが参加した。昨日総練習をした時に、涙を流しながら歌い、思い出や曲の良さに感動したのだと思う。月のうさぎはとても懐かしい曲で、エーデルワイスなど歌いながら動きもあり、練習に励み、見所・聴き所となる。この年(88歳)になってもステージに立ち、演奏できるのはありがたい。みんなに支えてもらってる。作曲したい夢もある」と40周年を喜んだ。
 毎週土曜の13:00〜15:00に、稲穂小学校音楽室で練習を行っており、現在団員を募集している。月会費2,000円・父母会費(月)200円。問合せ:0134-25-2885 大道
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