ダンスうんどう春期強化合宿 世界のリズムを!



 小樽に本部を置くダンスうんどう塾(小林英夫塾長)は、春休みを利用した強化講習会を、3月28日(水)・29日(木)・30日(金)の3日間の日程で、小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーを会場に行った。
 恵庭の小学2年生から大阪の専門学校生、名古屋・北九州の指導者ら11名が参加した。
danceundo1.jpg アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴから、アメリカンスムースリズムのファイナリスト、マーカス・ジョンソン選手(42)を特別講師に迎え、2014(平成26)年の春合宿から5年目となる。
 春・夏・冬の年3回実施され、合宿の課題は、アメリカン・リズム&スムースの習得。9:00から21:00まで(最終日15:45まで)、3日間で16時限のレッスンを受ける。様々なリズムを知ることで、更なるレベルアップに挑戦した。
 日本のレッスンとは違い、リズムや音楽から学ぶスタイルで、基礎的な音楽に学び、表現力の高まりを全身で知る特別強化合宿となり、アスリート養成にも焦点を当てている。
 受講生は、講師のテクニックを習得しようと真剣な眼差しで見つめていた。2人でペアになり、ローテンションで次々とパートナーを変え踊り続けた。
danceundo2.jpg マーカス氏は、「子ども達が小さな箱の中にいるのではなく、新しい視野を広げてもらいたい。大きくなった時に、他の日本のダンサーと違って見えるようになればと思う」と期待を寄せた。
 大阪在住の専門学校生・丸山東美佳さん(19)は、「13歳で初めて同講師に会った。昨年受験で欠席したが、ほぼ毎年参加している。いつものラテンダンスと違う表現があり、取り入れることで、深く考えずに楽しく踊れるようになった」と話し、妹で長野在住の高校生・佳南枝さん(16)は、「今後、選手としてやっていきたいので、組む相手を探すためにも磨いているところ。アメリカンリズムの面白さを知り、細かい所まで教えてもらえるので良い」と満足した様子だった。
 小林塾長は、「マーカス氏は1年ぶりに受講生に会い、成長していると言われ嬉しく思う。参加者個人の苦手な面や感性を知っているため、中身が濃い。ローカルでも真剣にダンスが学べる環境づくりを手助けしている」と話した。
 アーティストバンク ダンスうんどう塾本部
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