看護師への夢! 高等看護学院入学式



 小樽市立高等看護学院(東雲町9・馬渕正二学院長)は、4月6日(金)10:00から、同学院2階体育館で、第51回入学式が挙行され、学校関係者・保護者・在校生が見守る中、新入生30名(男3・女27)が入学した。
kangonyugaku1.jpg 今年度は、小樽出身者12名をはじめ、札幌・岩内・倶知安・恵庭・千歳・江別・釧路から、看護師を目指す30名が難関を突破して集まった。
 馬渕学院長は、「大きな可能性に満ち溢れた皆さんが、それぞれに抱かれた初心を忘れることなく、優しさと思いやりに溢れる自立した看護師を目指し、一生懸命に勉強してもらいたい。クラスメートと共に熱く楽しい3年間の学院生活を送られることを願う」と式辞を述べ、出席した森井市長や鈴木市議会議長も祝いの言葉を贈った。
 在校生を代表して小林奈央さん(3年)は、「日々学習を重ね、1人1人の患者さんに合った援助ができるよう、お互いに手を交し合い考えていきましょう。学院生活における様々な出会いの中で、自分の無力さを感じる場面も多くあるかと思う。しかし、困難や不安を感じた時、皆さんの周りには、家族や先生、一緒に入学を迎えた仲間がいる。ひとりではないということを思い出し、互いに手を取りながら成長する仲間ができたことをうれしく思う。一緒に頑張って行きましょう」と歓迎した。
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 新入生を代表して佐藤直樹さんは、「看護師になるという同じ目標に向かって勉学に励むと共に、豊な人間性を育み日々の努力を怠ることなく、成長し続けることを誓う」と宣誓した。
 入学式を終えて、小樽出身の田口圭奈さん(18)は、「母親が看護師なので中学の頃から、母のような看護師になりたいと思った。看護師になるために必要な様々なことを学び、1人でも多くの人を笑顔にできるような看護師を目指したい」と話し、倶知安出身の今田紗和さん(18)は、「小学生の頃、祖父が入院した時に、看護師の丁寧な対応を見てなりたい思い、高校ではインターシップで体験し進もうと思った。看護実習では現場に出た時に役立つスキルを身につけ、この看護師さんで良かったと思ってもらえるような看護師を目指したい」と話した。
 4月9日(月)から3年間のカリキュラムがスタートする。
 小樽市立高等看護学院
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