こどもの読書週間スタート!本に親しむ多彩な企画


otarubook1.jpg こどもの読書週間(4月24日〜5月12日)が始まった市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)では、初日24日(火)から、第一弾「アトリエとしょかん!?こぐれけいすけ絵本展 小樽図書館で生まれた絵本たち」、「ゴールデンウイークは名作マンガで楽しもう!」、「しかけ絵本」の展示をスタートさせた。
 初の試み、昨年11月3日文化の日にこども読書の日として、同館司書や市民ボランティア・学生・留学生の協力を得て、子どもと本を繋ぐ多彩な催しを企画し、延べ500人が来館した。
 こども読書週間内に、こども読書の日を設定するのが相応しいと、今年度は5月6日(日)とし様々な企画を予定している。
otarubook2.jpg こども読書週間初日に合わせ、児童室絵本コーナーで、小樽在住の絵本作家こぐれけいすけ氏の、同館で生まれた絵本の原画などを展示する「こぐれけいすけ絵本展」を開催。
 2016(平成28)年の小樽図書館100周年記念行事を機に、図書館で製作活動を始め、「どこいくの」「たこドリル」の2作を発表。5月6日の3作目「じょせつしゃ ジョセフ」の完成発表を前に、新作絵本を紹介するアクリル画を展示。また、同館に寄贈したこれまでの出版作品も並び、館内で読むことができる。
 玄関ホールの「しかけ絵本展」のコーナーでは、余市図書館のしかけ絵本工房たまげたさんが手作りしたしかけ絵本5冊を借りて展示。同館所蔵の「オズの魔法使い」や「2006年復刻版 ヴェルサイユの庭園」など、興味をそそる12冊を展示中だ。
otarubook3.jpg 貸出しカウンター前には、「ゴールデンウイークは名作マンガで楽しもう!」と題して、高校バスケットを題材にした「スラムダンク」や、藤子不二雄の自伝的漫画「まんが道」、幕末を背景に宮本武蔵を主人公にした「バカボンド」などの漫画300冊と、関連した本50冊を並べた。
 たるばと情報コーナーでは、市内小中学校図書館を支援するスクールライブラリー便の本を紹介。児童生徒が手に取りたくなるような本を中心に様々な種類の本を提供している。
 同館・加藤久美子司書は、「こどもと一緒に図書館に来て、1日楽しんでもらいたい。こどもと本について語り合ったり、考えたり感じたりしてほしい」と期待を寄せ、鈴木館長は、「昨年初めてこども読書の日を実施し、多くの人がイベントを楽しんだ。今年もぜひ来てもらいたい」と呼び掛けた。
 第2回としょかん発おたる子ども読書の日
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