稲荷神社境内で"てみや春うたライブ"


temiyalive1.jpg 励ましの坂を上り、手宮公園に隣接する小樽稲荷神社(末広38・木村文彦宮司)境内で、5月12日(土)・13日(日)の2日間、幅広いアーティストが出演して、てみや春うたライブが開かれた。
 もっと神社を身近に感じてもらおうと、2007(平成19)年に開催した手宮夜桜ライブが前身となり、地域住民が引き継ぎ、絶やすことなく毎年開催されている春一番のイベントだ。
 境内をステージに、個性溢れるアーティストがオリジナル曲や馴染みの曲を奏で、鳥居下では、地元産のホタテ焼き・串焼き・焼きそばの屋台を設置し、子ども縁日コーナーもあり、子どもから大人までが楽しめる。
temiyalive2.jpg 初日の12日(土)は晴天となり、10組のアーティストが出演。2日目の13日(日)はあいにくの雨となったが、オープニングは小樽潮太鼓保存会の打演で飾り、その後14組が出演して、悪天候を吹き飛ばし、酒やホタテ等に舌鼓を打った。
 同会親隊所属の工藤樹輝さん(20)は、「久しぶりに太鼓を打ち、境内はステージと同じ感覚で打つことができた。これから様々な祭りに向け、繋げていきたい。今年も、太鼓を通じて、小樽近郊やそれ以外の人々にも、潮太鼓やおたる潮まつりについても周知していきたい」と意気込みを見せた。
 佐々木実行委員長は、「まつりは何回あっても良く、地域で春祭りがあっても良いと開催。地元の人とのふれあいの場となればと思う。歌いたい人が集まり自由に歌い、今後も続けていきたい」と話した。
 おたるぽーたる てみや春うたライブ