商大の夜桜をライトアップ! 5月8日・9日



 小樽商科大学(緑3)の桜の開花に合わせて、同大の地域活性化サークル小樽笑店(尾崎航代表)が、「花天月地~2日限りの和桜」と題して、桜の並木道等のライトアップを実施した。
 学生の課外活動を支援するための「グリーンヒルプロジェクト」の一環で、学生達が企画・運営する手作りのイベント。
syodailightup1.jpg 当初は、5月9日(水)・10日(木)を予定していたが、開花が早まり、急遽、8日(火)・9日(水)の2日間に変更して、ソメイヨシノの満開と絶妙なタイミングを計った。
 同サークルは、「小樽を笑顔にする」を目的に様々なイベントを実施。子どもから大人まで、多くの人を楽しませている。
 今年度は1年から3年までのメンバー66人が集まり、8日(火)は、そのうち40人が参加して、ライトを木に吊るしたりと準備に追われた。
 校門前のフェンスには、牛乳パックで作ったランタンを吊り下げ、大学正面の坂の桜並木には、和紙で作ったドーム型のランタンを木の枝に吊り下げて、夜桜を演出した。



 大学会館前の広場には、水溶きボンドでカラフルな和紙を貼り付けたドームのランタンを地面に、大学へ通じる階段にも飾った。桜の木をバックに、記念撮影コーナーを設置した。
 日が暮れるのを待ち、18:50に約100個のライトを点灯。手作りのランタンから優しい灯がともされ、幻想的な光景に包まれた。
 雨は免れたものの、気温は8℃前後と、手が悴む肌寒い日となった。それでも学生や市民らがライトアップを見ようと訪れ、楽しみにしていた男性は、「昨年よりも綺麗に咲いている」と感激していた。
 大学会館内では、学生が作る鈴カステラと綿あめを販売し、休憩所として開放した。
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 SNSに「#小樽笑店」のハッシュタグとともに、その場で桜の写真を投稿した先着50名に、景品(ダンブラー)をプレゼントした。
 尾崎代表は、「小樽笑店は夏と冬に親子向けのイベントを開いているが、このイベントは、近隣住民や学生、入学したばかりの1年生をターゲットにしている。商大でこんなに綺麗な桜が咲くことを知らない人や見たことのない人も沢山いると思う。満開の桜をぜひ、見に来てもらいたい」と話した。
 9日も18:00から実施され、ライトアップは18:30から20:30まで行う予定。大学会館内では、和菓子や三色団子を販売する。
 夜桜ライトアップについて
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