50周年記念展 小樽美術協会


bijutukyoukai1.jpg 小樽に関わりを持つレベルの高い作家が集う小樽美術協会の50周年を記念した作品展が、6月5日(火)から10日(日)まで市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーで開催している。
 会員42名が、記念展に相応しい力作を1人1点ずつ発表。水彩・油彩・日本画・インスタレーション・版画が会場に並んだ。
 初日当番を務める油彩画家の山田守之さんは、昨年秋に自宅近くの風景を描いた作品「晩秋」を出展。「蔦の黄色と白樺の枯葉など色づく風景に見とれて画題にした。小樽は四季折々の季節が楽しめ、秋の水辺や岬など風景画が好き。毎日、1万歩きながら画題を探している。続けることが大切。ぜひ観に来てください」と話した。
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 版画家のナカムラアリさんは、版画を主として素材を見せる作品を制作し、今回は、トルソ(胴体)を壁に貼り付けたインスタレーション作品「発展EXCAVATION 2018」を発表。
 大学での卒業制作のトルソを使うことで、発展を意識して作品づくりに取り組んだ。照明のあて方にも工夫し、壁に三角形の影が生まれ、作品の前に立つといろいろなものが見えてくる。
 日本画家の上田入子さんは、母と子を描いた「お帰り一人増えて」、村元道男さんは松ヶ枝町の冬景色を、一番大きな作品は、島常雄さんの130号油彩「幻出」で、ほかにも8点の100号の大作が目を引く。
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 創立50周年を記念して、記念誌(B5判・92ページ・1,200円)を200部発行した。会務委員8名が協力し、初めての記念誌を制作。設立の経緯や思い出をテーマにした会員の作品、第1回から49回までの作品展の目録などをまとめた。
 同会の作品展は、1969(昭和44)年に創立展を小樽市産業会館で開き、当時44名の会員が参加した。1980(昭和55)年の第12回目からは、市立小樽美術館3階で実施し、2011(平成23)年の第43回目から現在まで、改装して新しくなった同館1階のギャラリーで、年に1回作品の発表を続けている。
 小樽美術協会 50周年記念展 6月5日(火)〜10日(日)10:00〜17:00(最終日16:30)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリー 入場無料
 50周年記念事業 小樽画壇の煌めき描きつぐ伝統と発展
 6月5日(火)〜7月8日(日)9:30〜17:00(入館〜16:30)
 市立小樽美術館(色内1)2階企画展示室・要観覧料
 月曜日休館
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