北陵中で交流! ジャナグルツアー最終公演

 アフリカ・ジンバブエの首都ハラレで活躍する、音楽とダンスのグループ”ジャナグル”韓国・日本ツアーの最終公演となる7月10日(火)11:50から、小樽市立北陵中学校(末広)体育館で、保健体育科目の一環として、全校生徒286名が参加し、ジンバブエの歌と踊りに触れ楽しんだ。
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 小樽ハラレ友好協会が主催して、市内の小中学校において、ジンバブエの民族楽器の演奏にあわせたダンスと歌の公演を実施。小樽とジンバブエの子ども達が音楽・文化の交流などを通じて、相互理解を深めることを目的としている。今回、校長会を通じて希望校を募ったところ、同校と望洋台小学校の2校で公演が実現。
 民族衣装をまとう12歳から18歳のメンバー6名が、伝統楽器の演奏に合わせて踊りと歌を披露。
 日本の歌「さくらさくら」も歌い、メンバーが所属するジャナグルアートセンター主宰の高橋朋子氏は、「地球に生まれた私達ひとりひとりは、一輪の花。チューリップのように、どんな花もみんな綺麗と意味を込めて歌った」と述べた。
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 英語を学ぶ中学生に合わせ、メンバーの自己紹介はすべて英語で行われた。その後、メンバーの踊る姿を、見よう見まねで学んだ。
 生徒達は、照れながらも体を動かし、ジンバブエの文化に触れ、ダンス交流のひとときを楽しんだ。生徒全員で路を作って見送り、メンバーは生徒とハイタッチしながら笑顔で別れた。
 同校・藤田将輝君(2年)は、「手宮小学校でもジンバブエの公演を見たことがある。隣で踊って楽しかった。メンバーの踊りはキレがあり、僕にはできないのですごいと思った」と話した。
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 宮澤知校長は、「今年の3年生は、東京でジンバブエ大使館を訪問してる縁もあり、同校での公演を申し込んだ。恥ずかしそうだったが喜んで参加していた。踊りで表現することを大切に考え、高島盆踊りや潮音頭も積極的に取り入れている」と話した。
 今回のツアーは、5月30日にジンバブエを出発し、韓国の仁川や釜山で初公演。途中、台風や地震により公演が中止となるハプニングに見舞われたが、27日に無事小樽入りし、本日40日間のツアー最後の公演を済ませ、11日に離日する。
 ジャナグルファンクラブ
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