見頃のあじさい600株 小樽貴賓館


kihinkan1.jpg 小樽市祝津の観光名所のひとつ、小樽貴賓館では、7月14日(土)から、あじさい園がオープンし、夏を代表する花あじさいが庭一面に咲き始めた。
 例年よりも開花が少し遅れ気味だったが、ブルー系を中心に、白や紫・ピンクのあじさい600株が、大きな花を咲かせ、来館者の目を楽しませている。
 同館は、国の登録有形文化財の旧青山別邸に、季節を巡る牡丹・芍薬・ゆりの庭園を眺めながら食事を味わうレストランを併設している。
 同園は、佐藤美智夫オーナーをはじめ、職員が土作りや株の手入れを行い、14年かけて株を増やし、立派な庭園に育て上げた。
kihinkan2.jpg 3年ほど前から、海と旧青山別邸の建物と一緒にあじさいの景色を楽しんでもらおうと、2ヶ所に撮影スポットにもなる展望デッキを設置。
 また、直接あじさい園に通じる入口を開設し、来館者の利便性を図るなど、おもてなしの心遣いを感じる。
 庭園の世話をする職員は、「丹精込めて、肥料や毎日の草取りをしている」と話す。
 今年は、人の顔ほどもある大輪の牡丹に続き、あじさいもこれまで以上の花を楽しめるという。
 7月中旬に咲き始めたあじさいは、このまま好天が続くと、7月21日(土)~24日(火)頃に見頃を迎え、8月上旬頃まで楽しめる。


 工藤友文支配人は、「爽やかなあじさいを観て、心和んでいただければ嬉しい。レストランで、お茶とお食事も楽しんでいただければ」と、多くの来館を呼び掛けた。
 あじさい等の開花情報自動音声ダイヤル:0134-61-7007
 小樽貴賓館HP
 関連記事