立候補予定者説明会に5陣営11人 出直し市長選


 森井秀明小樽市長の任期途中の辞職による出直し市長選は、8月19日(日)告示・26日(日)投開票で行われる。その立候補予定者説明会が、7月24日(火)10:00~12:00、小樽市役所(花園5)第3委員会室で開かれた。
0724setumeikai.jpg これまで、元市総務部長の迫(はざま)俊哉氏(59)、前市保健所長の秋野恵美子氏(66)、現市長の森井秀明氏(45)の3氏が立候補を正式に表明しているが、説明会には3氏の代理人等のほか、「明るく元気なみんなの小樽を創る会」代表の鳴海一芳氏(63)や共産党市議など5陣営11人が出席した。
 小樽市選挙管理委員会の職員が、立候補の届出や選挙運動・選挙費用の公費負担に関する説明などを行い、出席者は受け取った関係資料に目を通しながら、熱心に耳を傾けていた。
 市長選には100万円の供託金が必要で、有効投票数の10%以上の得票がなければ、供託金が没収され、選挙費用の公費負担も受けることが出来なくなる。前回市長選の有効投票数の10%は約6,200票。
 すでに立起を表明した、迫(はざま)・秋野・森井の3陣営以外の状況は流動的であり、鳴海氏が正式表明するか、共産党が独自候補擁立か他候補に相乗りするかなどに注目が集まっており、戦後の小樽市政において前代未聞の出直し市長選は、まだまだ混迷を深めそうだ。