ゴミ拾いはスポーツだ!北運河で清掃活動

 スポーツGOMI拾い in おたる北運河実行委員会(松代弘之委員長)は、8月5日(日)10:00に運河公園(色内3)に集合して、スポーツ感覚で街を綺麗にする「スポGOMI in おたる北運河」を開催した。
 北運河校区内の北陵中学校生徒をはじめ、地域住民・松ヶ枝中学校・市役所・銀行マン・ぎょれんなど、多彩なメンバー15チーム・66名が参加。
spogomi1.jpg スポGOMIとは、スポーツと社会奉仕活動の融合により、同じ目標を持ち、チームで力を合わせ、達成感や爽快感、負けた時の悔しさにより次回は勝ちたい気持ちにさせる効果がある。
 今回は、北運河周辺のエリアを決め、チームワークを発揮して、60分以内でゴミを拾い分別。燃やせるゴミは100gで10ポイント、燃やせないゴミは100gで5ポイント、ビン缶は100gで10ポイント、ペットボトルは100gで15ポイント、タバコの吸殻は100gで100ポイント、ボトルキャップも1個1ポイントで計算し、合計ポイントを競った。
 北陵中学校では、バスケ・バレー部が中心となり6チームで出場。バスケ部の中1(4名)と中2(1名)で結成された生麦チームは、運河公園近くを攻めて拾おうと話し合い、真剣にゴミを拾い集めていた。
spogomi3.jpg 北海道ぎょれん小樽支店からは、支店長をはじめ3名で参加し、「ゴミがないようで、拾い始めると意外にも沢山あった」と話し、達成感を感じていた。
 60分後には、ゴミが入った袋を持った参加者が受付前に集まり、分別したゴミを計量して報告。ゲーム後は、前浜で獲れた茹でたこが用意され、参加者は地元の味を堪能した。
 優勝は1,165ポイントを獲得した「あそび場」。同チームは、福祉系や大学職員など異業種が集まり、小樽を拠点に子ども達にイベントを通じて思い出や遊びを知ってもらおうと活動しており、ゴミ拾いも経験済みだった。高山慎太郎さんは、「最初は、今日は楽しみましょうとやっていたが、しだいに真剣にゴミを拾った。このようなイベントがもっと増えて、小樽が綺麗になってくれたら良い」と喜びを語った。
 準優勝は485ポイントで「ぬし」、3位は470.5ポイントの「北陵中学校バレー部A」だった。
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 松代実行委員長は、「天候に恵まれ、1時間この界隈のゴミを拾った。なんと49kgのゴミが集まった。草むらの陰などにはゴミが落ちていると実感したと思う。初めてのイベントだったが、無事にできて良かった。負けたチームは今後、対策を練って頑張っていただきたい」と総評を述べた。
 この後、希望する3チームは、おたる案内人のガイドで、北運河周辺を30分かけて散策を楽しんだ。
 ゴミ拾いはスポーツだ
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