個性溢れるコスプレイヤーが集結する小樽アニメパーティー2018が、9月1日(土)に開幕。受付場所となるサンモール一番街商店街は、10:00の受付前から大勢の参加者が並び、暫く混雑が続いた。
市内中心部には、コスプレイヤーが行き来し、都通りや梁川通り商店街は、痛車や働く車の展示会場となり、街が一気に活気付いた。
11:00からサンモール一番商店街で開会式が開かれ、小樽アニメパーティーPR大使の大林宜裕氏が総合MCを務め、同パーティーオフィシャルサポーターのたかはしはるな・まるたにあやの・Luuとミス小樽(村上千草・山口紗希)、小樽出身の世界的なコスプレイヤーコノミアキラチームHIMEOUJI、DJまじめ、DJ29MEAT、ガンプラビルダーズワールドカップ(GBWC)2017世界大会ジュニア部門チャンピオンの畑めいさんも駆けつけ、コスプレやアニメファンが取り囲んだ。
中村全博実行委員長は、「昨年の1万5千人をはるかに超える人が集まると思う。皆さんとともに楽しんで新しい小樽を作っていきたい」と挨拶した。
銀魂の坂田金時のコスプレで登場した迫俊哉市長は、「いろいろなイベントがある中で、若い方がこんなに集まって、小樽の街を賑やかにしてくれていることにお礼を言いたい。もっともっとイベントが発展するよう微力ながら力を注ぎ、2日間イベントを楽しんでもらいたい」と述べた。
初企画のコスプレパレードで集結したコスプレイヤーが、旧手宮線ひまわり公園に集合して旧手宮線を散策した。大勢のコスプレイヤーが参加し、通行人らを驚かせ、アニメパーティーの開幕をアピール。
サンモール商店街には、陸上自衛隊第11特科隊5名が対応して指揮通信車と1/2トラックとバイクを展示、自衛隊札幌協力本部による仕事内容の説明や隊員募集も行われた。
都通り商店街では、アニメキャラクター等をプリントした痛車約40台を、梁川通り商店街では、小樽開発建設部によるロータリ除雪車・除雪ドーザ・パトロールカーを展示。運転席に乗ってみたり、展示車両前で写真撮影を楽しんでいた。
やながわメイド屋台もオープンし、特製オムライスが登場。小樽あんかけ焼そばの江頭亭等の飲食ブースも並んだ。
「聖樹のパン」原作者の山花典之さんのトークショーを目当てに訪れた札幌在住の40代の男性は、「皆さんの熱が伝わってくる」と楽しんでいる様子だった。
進撃の巨人の主人公やゲームやアニメのキャラクターに扮し、ヘアスタイル・メイク・衣装を完璧に決めていた。
コスプレイヤーのコニタン(27)はコスプレ歴2年で、手作りの衣装でスマートホンのゲーム「刀剣乱舞」のキャラクター小豆長光に扮した。
「コスプレを通じて知り合いになり、新たな繋がりができて楽しい。コスプレで小樽を観光することで新たな発見もあり、また小樽に来たくなる」と話した。
2日(日)も10:00から17:00まで開催。15:00から痛車表彰式、16:00から梁川通り商店街で、コスプレランウエイステージ、17:00に閉会式を予定している。
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