地震後6日 商品補充が追いつかず!


0911jishin1.jpg 9月6日(木)03:08に北海道胆振東部地震が発生。道内厚真町を中心に死者41人を数える大災害となって6日間が経過した。
 小樽市でも深夜の強い揺れで、市民は叩き起こされた。人的被害も建物損壊の報告もなかったものの、市内一帯が停電に見舞われ、市民は対応に追われた。停電も長いところで43時間に及んだ。停電で困ったのは、マンション住民で、エレベーターの休止と、暗闇の中での非常階段の上り下りを強いられた。
 しかし、ガス・水道が供給され続けたため、大きな混乱は見られなかったが、各所で予定されていたイベントなどは、中止に追い込まれた。
0911jishin2.jpg 停電が終わり、6日間が経過したことで、日常生活も次第に元に戻り始めている。JRやバスも通常運行になり、移動手段が確保されたことで、人々の動きも活発になっている。
 しかし、大型店やコンビになどの商品ほ補充が間に合わず、商品棚の空白が目立っている。乾電池など防災グッズなども売り切れ状態で補充されていない。
 市民はあちこちで「地震はどうだった?」と尋ね合って、情報を交換していた。
 また、苫東厚真発電所の破損が復旧するまでの節電対策として、小樽運河倉庫群(ノーススタートランスポート・澁澤倉庫・大同倉庫・小樽倉庫)、日本銀行旧小樽支店金融資料館、旧三井銀行小樽支店(小樽芸術村)、旧日本郵船(株)小樽支店、旧小樽倉庫(観光物産プラザ屋根のシャチホコ)、小樽市鰊御殿のライトアップの中止やロマネスクイルミネーションの一時中止を行い、今後の電気供給状況により再開を判断するとしている。
 各イベントも中止や延期を決定してしている。
 中止
 9月11日(火)~14日(金) ロマネスクイルミネーション
 9月13日(木) 蘭島会館「市民健康教室」
 9月14日(金) 平成30年度シルバーふれあい防火の集い
 9月17日(月) 平成30年度小樽市敬老のつどい
 延期
 9月15日(土) → 9月22日(土) 博物館企画展「松前神楽ー小樽での伝承と今」