地元産食材でメニュー作り! 学校給食センター


kyusyoku1.jpg 小樽市学校給食センター(真栄1)は、9月の献立に「小樽・後志を味わおう」を企画し、小樽の魚や後志産のミニトマト等を提供した。
 平成28(2016)年度から、市内小中学校の児童生徒に、給食を通じて地元産食材を知り、地元や食への関心を深め、地元愛を育むことを目的とした取り組みを進めている。
 9月20日(木)、小中学校15校の給食メニューに、小樽産の浅羽ガレイを使ったフライを提供。
 手宮中央小学校(末広町13)でも、1年から6年生まで221名に同メニューを給食で提供。12:05過ぎに、2年1組35名の児童が三角巾とエプロンをつけ、全員で給食準備に取り掛かった。
kyusyoku2.jpg バットの中のフライを、1個ずつ皿にのせて配布。全員揃って、「いただきます」と挨拶し、校長先生が小樽産であることを伝えると、「美味しい!」と頬張り、笑顔になった。
 養護教諭の鳥羽佳名さんは、「小樽産の食材を知ることと、食べず嫌いだったものが、みんなと一緒なら食べることができたなど、きっかけとなったり、色々な意味がある」と話す。
 大坂校長は、「年間190食の給食があり、このような献立があることで、子ども達に話すきっかけとなり、まして地元の食材だということで興味を持つ。食事は文化。そこから様々な学習に繋がっていく」と話す。
 小樽市は地産地消の取り組みを進め、学校給食においても、可能な限り北海道産の食材を使用している。9月の献立では、小樽祝津産のベビーほたてを入れたあんかけ焼そば、仁木産の食物繊維がたっぷりなプルーン、後志産のミニトマトも提供した。
 学校給食で使用予定の食材産地について