石の質と形を愛でる 第42回愛石展

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


aisekiten1.jpg 小樽愛石会(會澤雄一会長)は、小樽市文化祭に合わせて展示会を開催。42回目となる今年は10月3日(水)~7日(日)に、市立小樽美術館(色内1)1階研修室で開催し、多くの石の愛好家が訪れている。
 同会の会員は、何十年も会員を続ける探石の名人ばかりで、年2回は、道内の川に探石に出かけ、孔雀石(マラカイト)・千軒石・トマム石・幸太郎石を求め、川に入る。気に入った石に出会うことはあまりないが、その分、巡り会えた時は喜びもひとしおだ。火山岩の一種の流紋石は、天塩で採取できるが、現在は探石禁止となっている。
aisekiten2.jpg
 初日当番を務める同会副会長の長江寛さん・秀子さん夫妻は、30年会員を続け、若い頃は、週に1度2人で探石に出かけるほどの愛石家。
 今回、長江さんは、10年前に日高・額平(ぬかびら)川で採取した赤幸太郎石を出展。とても珍しい石で、でこぼこがあり色の具合も納得のいく作品だ。秀子さんは、日高で採取した紅白梅林石を出展。梅の花が舞っているように見える不思議な石で、来場者の注目を集めた。
 どの作品も、より石を引き立たせるために手作りされた木製の台の上に乗せて出展している。 
aisekiten3.jpg
 酒井廣悦さんは、占冠で採取した亀甲石を初出展。今年もポスターに起用され、亀の甲羅そっくりの石で、1人では持てないほど重い。また、芦別川で採取した馬の蹄のような形にみえる馬蹄石も2点出展。銘石コレクターのひとりだ。
 この他、鏃(やじり)に使われた黒曜石や、二酸化珪素(けいそ)からなる鉱物の石英(せきえい)など、自慢の銘石が並び、来場者の質問に答えるなど石談義に花を咲かせていた。
 長江さんは、「綺麗な珍しい石が展示してある。1年に1度の展示会。ぜひ見に来てください」と話した。
 希望者には、会員が採取した石を配布している。
 愛石展 10月3日(水)~7日(日)10:00~17:00(最終日15:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階研修室・入場無料
 平成30年度第69回小樽市文化祭開催日程
 関連記事